キッチンの排水溝つまりを直すには?本当に効果がある解消法7選
「キッチンの排水溝がつまった!どうしたらいいの?」
「排水溝を何度掃除しても、なかなかつまりが直らない…。」
あなたはこんなことで困っていませんか?
水の110番救急車のカワタと申します。
キッチンの排水溝がつまったらかなり困りますよね。
お皿を洗うたびに逆流したら面倒ですし、見た目もにおいも不潔でストレスが溜まってしまいます。
排水溝がつまったら「じゃあ排水溝の掃除をしよう」と考える方が多いかもしれません。
しかし排水溝の掃除だけでは、根本的な解決にはならないかも…。
排水溝がつまる原因の多くは油汚れや食材カス。
そんな油汚れや食材カスは、普段の掃除では手が届かない排水管に溜まります。
そのため目の前にある排水溝の掃除だけでは、つまりの原因は取れないんです。
「じゃあどうやって排水溝のつまりを直せばいいの?」
「何度掃除しても排水溝がつまって、もうウンザリ!」
衣食住の要であるキッチンの排水溝。とにかく早く直したいですよね。
ということで今回はご自分でできるつまり解消法を7つ紹介します!
解消法の中でも、本当に効果があるものをピックアップしましたよ。
さらに排水溝つまりの原因・予防法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んで、つまり知らずのキッチンを手に入れましょう!
なおつまった排水溝がお風呂か洗面台の方は、以下の記事で直し方をお伝えしていますのでぜひチェックしてくださいね。
▶︎お風呂の排水溝がつまった時の対処法はこちら
▶︎洗面台の排水溝がつまった時の対処法はこちら
それではまいります。
※「キッチン排水溝のつまりをすぐに直してほしい!」そんな方は「水の110番救急車」にご相談ください。
排水溝つまりを何度も直してきたプロが、最短30分でお伺いしつまりを修理します!
もちろん事前にお見積もりを出して料金を確定させてから作業するので、料金が勝手に上がることはありません。
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キッチン排水溝がつまる原因は6つ
まずは排水溝がつまる原因をチェックしましょう。
原因がわかれば、このあとご紹介する解消法・予防法が理解しやすくなりますよ!
つまる原因は次の6つです。
- 油汚れ
- 食材カス
- 洗剤・石鹸カス
- 流してしまった固形物
- 排水枡のつまり
- 排水管のサビ
「この原因かも…」と心当たりがあるかもしれませんね。
では、それぞれの原因がなぜつまってしまうのか、詳しく見ていきましょう!
もし「今すぐにつまりを直したい!」と思っている方は、水回りのプロである「水の110番救急車」にお任せください。
水のトラブルを解決してきたプロの作業員がお伺いし、丁寧かつ確実につまりを解消させていただきます。
【原因1】油汚れ
油汚れは、キッチンのつまりの中で一番多い原因です。
「排水溝に油を流してはいけない」というのはよく耳にしますよね。
その理由は油が水に溶けないから。
油が排水溝に流れると、水と混ざらずにゆっくり流れていきます。
すると油は冷えて固まり、排水溝やその奥の排水管にこびりつきます。
一度油が固まるれば食材カスや洗剤カスがくっつき、より大きな塊に…。
その結果水の通り道がどんどん狭くなり、排水溝がつまってしまうというわけです。
【原因2】食材カス
油汚れの次に多い原因が食材カスです。
ほとんどの方は食材のカットでできたカスや、料理中にできたカスを三角コーナーに流しているかと思います。
このとき小さな食材カスは、三角コーナーをすり抜けて排水溝に流れてしまうんですね。
もちろん排水溝にはゴミ受けがありますので、大部分は排水管まで流れません。
ただ次のような場合は、排水管まで食材カスが流れてしまうんです…。
- ゴミ受けが設置されていない・ズレている
- ゴミ受けの目が粗い
- ワントラップが設置されていない
- ワントラップが壊れている
さきほどお伝えしたとおり、食材カスが排水管に流れるとドロドロな油にくっつきます。
その結果つまりの元がどんどん大きくなり、つまりが悪化してしまうんですね。
【原因3】洗剤・石鹸カス
キッチンでは皿洗いやお掃除のために、洗剤・石鹸を使いますよね?
実はこれらも、キッチンがつまってしまう原因のひとつなんです!
洗剤・石鹸を流しても、すべて水に溶けるわけではありません。
溶け切れないカスは排水管に少しづつこびりついてしまうんです…。
さらに厄介なのが排水管の中で油とくっついたとき!
あまりイメージできないかもしれませんね。
油と洗剤がくっつくと白っぽいねっとりした物体ができます。
この物体が排水管に溜まることで、つまりがどんどん悪化してしまうんですよ。
【原因4】流してしまった固形物
つまようじ、箸、スプーン、フォークといった固形物も排水溝がつまる原因になります。
固形物は水に溶けないため、流してしまうととても厄介です…。
こちらのツイートを見てみてください。
昨日、あれから
— A yukina (@A_cyako) January 11, 2020
パイプクリーナーさんが来て、直して行ったけど
排水溝から出てきたのは、見覚えない完封された箸(古くさい)プラスチックのフォーク3本
えっ、待って
前の住人って、箸流すようなバカなの??
ビニール袋も流れてたらしい。
フォークは流すものじゃありません#キッチン#排水溝
賃貸住宅の場合、前の住人が固形物を流してつまらせていた…というケースもあります。
また指輪、イヤリングなどのアクセサリーを誤って排水溝に落としてしまうことも。
「つまりが解消しない!前の住人がつまらせたのかな?」
「あ、もしかして固形物を流しちゃったかも…?」
「大事なアクセサリーを流してしまった…。どうにかして取り出したい!」
こんな風に心当たりがあるときは、なるべく早く水道まわり専門の業者に依頼しましょう。
固形物がつまっている場合、ご自分で取り出すのは難しく、ムリに流そうとするとつまりが悪化することも…。
自分でなんとかしたい!というお気持ちはわかりますが、固形物を流してしまったときはぜひ私たち「水の110番救急車」にお任せください。
数多くの排水溝つまりを直してきたプロの作業員が、最短30分でお伺い。
お急ぎの方はぜひご相談くださいね!
私たちにお任せいただければ、ご自分の手を汚したり排水溝の嫌な匂いとも戦うことなく、水がスルスル流れるキッチンを取り戻せますよ✨
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【原因5】排水枡のつまり
キッチンの排水溝・排水管がつまっておらず、その先にある「排水枡」がつまっているかもしれません。
そもそもお家の下水の流れは、下の画像のようになっています。
キッチンや洗面所などの排水管から流れた下水は、「排水枡」と呼ばれる場所に集められます。
この排水枡は汚れ・ゴミなどが沈む仕組みになっており、ある程度ゴミが沈んだ下水だけが下水道に流れるようになっているんですね。
もし排水枡がつまってしまっていると、下水が流れずにどんどん溜まってしまいます。
その結果、逆流した下水でキッチンの排水管がつまってしまう可能性もあるんです。
排水枡のつまりは掃除すれば直りますが、ここのお掃除はかなり大変…。
見た目もにおいもキツいですし、構造も複雑なのでなかなか難しいんです。
「庭の排水枡のフタから下水が漏れている!!」
「もしかして排水枡がつまっている?」
こんな状況の方は、ぜひ「水の110番救急車」にご相談ください!
排水枡といった特殊な設備も、プロの作業員がすぐに清掃などの対応可能です。
被害が拡大する前にトラブル解決しますので、お急ぎの方もお気軽にご相談くださいね。
【原因6】排水管のサビ
排水管が金属製の場合、サビが溜まることでつまってしまう可能性も。
この原因はかなり珍しいですが、築30年以上経っているようなお家ならあり得るんです。
排水管は水が流れる配管ですから、金属製でも錆びづらいものを使っています。
ただ築年数が古いとどうしても劣化してしまい、サビがどんどん溜まってしまうんですね。
原因がサビかどうかを調べるには、専門業者に頼むしかありません。
気になる方は一度チェックしてみるのもいいですね。
さて、キッチンの排水溝がつまってしまう原因についてご紹介してきました。
ざっくりとでもいいので、原因について理解していただけたら嬉しいです!
ただ、原因がわかったところで結局どこがつまっているかわからないと直しようがないですよね。
下手に作業しても、時間の無駄になってしまうかもしれません…。
ということで、次にキッチンの水回りでよくつまる場所をご紹介します!
よくつまるのは「排水トラップ」と「排水管」
キッチンの排水溝がつまったなら、以下のどちらかがつまっている可能性が高いです。
- 排水トラップ
- 排水管
詳しく見ていきましょう!
排水トラップ
まず考えられる場所は排水トラップです。
そもそも排水トラップとは、下水のにおいが逆流しないよう水を溜めている部分のこと。
洗面台の排水溝にもついています。
キッチン排水溝の場合、画像のような仕組みで水が溜まっているんですね。
キッチンから出た排水は、必ずこの排水トラップを通って排水管へ流れていきます。
そのため、こまめに掃除しないと排水トラップに油汚れや食材カスがつまってしまうんです!
排水管
排水トラップでつまりが見つからなかった場合、排水管の内部がつまっている可能性が高いです。
長年掃除しないと、排水管の内部で油汚れや洗剤カスがこびりついていきます。
するとこびりついた汚れはどんどんと大きくなり、水の通り道を狭めてしまうんです。
結果的につまりが発生してしまうというわけなんですね。
さてここまでつまっている可能性がある場所を見てきました。
もしかすると読んできた方の中には「自分で直せるか不安」「できるだけ完璧に直したい」と考えている方がいるかもしれません。
そんな方は水まわり専門の業者へのご依頼がオススメ!
専門業者ならプロの作業員が経験をもとに、丁寧に作業してくれるんですね。
以下のボタンから業者について詳しくチェックできますので、気になる方はぜひご覧ください。
では次に排水溝つまりへの対処法をご紹介していきますね!
キッチン排水溝のつまり解消法7選
ここまでキッチンつまりの原因や、つまっている可能性がある場所を見てきました。
ではここから、排水溝つまりの解消法をご紹介していきます!
なお解消法と一緒に効果の高さもお伝えしますので、ご自分にピッタリな方法を選ぶ参考にしてくださいね。
今回は合計7つの解消法を、カンタンにできるものからピックアップしました。
また、あらかじめ排水トラップのお掃除をしておきましょう。
排水トラップの掃除はカンタンですし、この掃除だけでつまりが直る可能性もありますよ。
排水トラップの掃除方法
まずは以下のものを準備してください。
- ゴム手袋
- 台所用中性洗剤
- スポンジ
- 歯ブラシ
すべて揃ったら、次の手順で作業してくださいね。
- 排水口フタを外して洗う
- ゴミ受けを外して洗う
- 排水トラップを左に回して外し洗う
- 排水口の中を洗う
排水トラップを外すと、排水管がむき出しになります。
掃除道具を落とさないように気をつけてくださいね!
排水トラップの掃除だけでつまりが解消すれば、かなりラッキーです。
日頃からあまり掃除していなかった…という方は、ぜひ試してみてください。
[+] もっと詳しく
それではつまり解消法を詳しく説明していきます。
なお「今すぐつまりを直したい…」という方はぜひ「水の110番救急車」にご相談ください。
最短30分でお家へお伺いし、スムーズに修理させていただきますので、お気軽にご相談ください!
【解消法1】タオルをつめて抜く
まず軽い油汚れのつまりを解消できる、タオルを使うカンタンな方法を紹介します。
これはタオルをつめて排水溝に栓をし、一気にお湯を流した水圧でつまりの原因を流す方法です。
必要なものは、お家にあるタオルだけ!
手順は次のとおりです。
- 排水溝にタオルの片端をつめて栓をする
- シンクに40〜50度くらいのお湯をためる
- タオルを引き抜く
さらに詳しくみていきましょう!
1. 排水溝にタオルの片端をつめて栓をする
タオルのもう片端は、引き抜く時の持ち手として外に出しておきます。
2. シンクに40〜50度くらいのお湯をためる
排水管の耐熱温度は約60℃と言われているので、40〜50℃くらいに温度を調節します。
やけどをしないように注意しましょう!
3. タオルを引き抜く
タオルを引き抜くことで、シンクにたまっていたお湯が一気に排水溝へと流れ込みます。
軽い油つまりであれば、このようにお湯の水圧で流すことができますよ。
【解消法2】重曹とお酢を使う
2つめは重曹とお酢を使ってつまりを解消する方法です。
この2つを使ってお掃除したことがある方も多いのではないでしょうか?
重曹もお酢もお家にある可能性が高い上に、カンタンに入手できますので手軽にお試しいただけますよ!
必要なものは重曹(100g)・お酢(50ml)・40〜50℃のお湯の3つ。
重曹とお酢の分量は2:1になればいいので、きっちりと分量を決めなくてもOK!
またお湯はお酢と同じ量を用意しましょう。
では手順をご紹介していきます!
- 排水溝に重曹をかける
- 上からお酢をかける
- 30〜60分放置し、お湯で流す
とてもカンタンですよね。
専門的な知識がなくてもできますので、ぜひ試してください。
なお作業中はしっかりと換気しましょう。
炭酸ガス(二酸化炭素)が発生するため、狭い室内だと気分が悪くなってしまうかもしれません。
もしこれでも直せなかった場合は、専門業者への依頼をオススメします!
専門業者であればつまりの原因を把握し、より最適な対処法を実施してもらえるんですね。
参考までに下のボタンから、業者に依頼するメリット・私たち「水の110番救急車」での作業実績などをご確認いただけます。
気になる方はぜひチェックしてください!
【解消法3】ラバーカップを使う
3つ目はラバーカップを使った方法。ラバーカップはスッポンとも呼ばれますよね。
「ラバーカップってトイレつまりのときに使う道具じゃないの…?」
トイレつまりでおなじみのラバーカップは、キッチンの排水溝つまり解消にも一役買ってくれるです!
こちらも必要なものはラバーカップだけ!
キッチンに使う場合は、でっぱりがない和式用を選ぶと使いやすいです。
手順は次のとおりです。
- 排水トラップを外し、シンクに水をためる
- ラバーカップを排水溝に対して垂直にあて、押し込む
- グッと一気に引っ張る
さらに詳しく紹介していきます!
1.排水トラップを外し、シンクに水をためる
排水トラップを外したあとに、ラバーカップのゴム部分が水に浸かるくらいシンクに水をためます。
2. ラバーカップを排水溝に対して垂直にあて、押し込む
排水溝に対して垂直になるようピッタリあて、ラバーカップをゆっくり押し込みます。
あまりグイグイ押し込みすぎると、つまりが悪化することがあります…。
3. グッと一気に引っ張る
ラバーカップを「グッ」と一気に力をいれて、引っ張ります。
そもそもラバーカップは引っ張るときに、つまっているものをずらしたり吸い上げることでつまりを解消する道具。
押すときよりも、引っ張るときに力を入れましょう。
手順2と3を何度か繰り返すと、つまりが解消され水がスルスル流れていくはずですよ。
なおラバーカップと似た方法でつまりを直すグッズとして、「真空式パイプクリーナー」があります。
真空式パイプクリーナーとは
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップの「押し込む・引っ張る」作業を、レバーを使って連続でできるようにしたグッズ。
ラバーカップと比べて軽い力かつ連続で作業できますので、ラバーカップよりも強力なグッズとも言えるんですね。
しかも使い方はラバーカップと同じ方法なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
[+] もっと詳しく
ここまでラバーカップを使った方法についてご紹介してきました。
ご紹介した内容をもとに、対処法を試してくださいね!
なお「水の110番救急車」でもキッチン排水溝のつまり解消を行なっております。
「水の110番救急車」については下のボタンから詳しく確認できますので、気になる方はぜひご確認ください!
【解消法4】液体式パイプクリーナーを使う
4つ目は市販の液体式パイプクリーナーを使い、つまりを溶かす方法です。
液体式パイプクリーナーは、ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどで購入できます。
また液体式パイプクリーナーは皮膚につくと危険です!
作業をするときは必ずゴム手袋を着用しましょう。
基本的な手順は次の通りです。
- 排水管に液体を注ぐ
- しばらく時間をおく
- 指定の時間がたったら、水を出して汚れを流す
使用する液体式パイプクリーナーによって、時間や手順は異なります。
液体式パイプクリーナーの選び方
「液体式パイプクリーナーってどう選べばいいの?」
キッチンの排水溝つまりでお悩みの場合は、次の3つのポイントにそって選ぶがオススメです。
- 水酸化ナトリウムが含まれている
- 水酸化ナトリウムの濃度が1%以上
- 粘度が高い
水酸化ナトリウムは油汚れを溶かすのに適した成分。
排水溝のヌメリや匂いが気になる場合は1%未満のものでOKですが、つまりが気になる時は1%以上の強力タイプを選びましょう。
粘度が低いと油汚れを溶かしきれないまま流れてしまうので、できるだけ粘度が高いものを選んでくださいね。
「高粘度」「ジェル」「密着」などと書いてある商品がオススメです!
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もし液体式パイプクリーナーでも解消できなかった場合は、「水の110番救急車」にお任せください!
最短30分でプロの作業員がお伺いし、確実かつスムーズにつまりを解消させていただきます◎
【解消法5】ワイヤー式パイプクリーナーで削り取る
5つ目は、ワイヤー式パイプクリーナーを使う方法です。
これは排水管でつまっている油汚れを削り取り、つまりを解消するというもの。
つまりが重症化しているときにオススメです。
ワイヤー式パイプクリーナーは、ホームセンターでも売っています。
もしものときに備えて持っておいてもいいかもしれませんね。
今回はこちらの商品を使用して説明していきます。
手順は次の通りです。
-
ワイヤーを排水溝に入れる
-
ワイヤーをくるくると回し、つまりの原因を削り取る
さらに手順を詳しくみていきましょう。
1. ワイヤーを排水溝に入れる
ワイヤーが進まなくなるところが、つまりが起きている箇所です。
2. ワイヤーをくるくると回し、つまりの原因を削り取る
つまっているところまできたら、ワイヤーをくるくると回しながら油汚れを削ります。
少し押し込んでくるくると回しながら、穴を掘るように削るだけなので比較的カンタンですよね。
ワイヤーを取り出すと、汚れや油が付いているのがわかるはずです。
ここまでワイヤー式パイプクリーナーで排水溝を掃除する方法についてご説明しました。
ワイヤー式では汚れを削り取ることでつまりを解消しますが、実は安価で似たような解消法を試せるグッズがあるんです。
それがワイヤーハンガー!お家にある方も多いのではないでしょうか?
以下のコラムで使い方などをご説明しておりますので、気になった方はぜひご覧ください。
ワイヤーハンガーで解消する方法
ワイヤー式パイプクリーナーに比べるとブラシなどがないため掃除力は劣りますが、ハンガーでもつまりを解消できる可能性があります!
必要なものはワイヤーハンガー・ペンチです。
- ハンガーをペンチで切り、持ち手以外をまっすぐにする
- 排水トラップを外し伸ばしたハンガーを入れる
- つまったものにぶつかったら、ハンガーを数回刺す
- つまったものが動いた感触があれば水を流す
以上です。
ワイヤー式パイプクリーナーが手元にない場合、ひとまずハンガーを使って解消してみるのがオススメですよ!
[+] もっと詳しく
さてここまでつまり解消法をいくつかご紹介してきました。
この後も2つほど解消法をご紹介しますが、もしかすると「作業するの面倒だな」と思いはじめた方もいるかもしれませんね。
作業するのが面倒な方は「水の110番救急車」にご相談ください!
ご相談いただき次第、最短30分であなたのお家までお伺い。
プロの作業員が修理経験をもとに、スムーズに修理いたします。
「水の110番救急車」については以下のボタンから詳しくご確認いただけますので、気になる方はぜひチェックしてください。
【解消法6】ピーピースルーを使う
6つ目の解消法は「ピーピースルー」を使うというもの。
この商品は強力な業務用洗浄剤で、かなりの効果があるため水道業者も使用しています。
一方業務用ですから、ドラッグストア・ホームセンターなどには売っていません。
洗剤剤が強力なため、直接触ると皮膚が溶けてしまう危険があります。
作業中は必ずゴム手袋を着用してください!
ではピーピースルーの使い方をご紹介します。
- 排水溝のまわりにピーピースルーを振りかける
- 40〜50度のお湯(500ml)をかけ、排水溝の中に流し込む
- 1時間ほど放置する
- 水を5分ほど流しっぱなしにし、汚れを流す
普通の液体式パイプクリーナーなどと比べると効果が高いですが、扱いを間違えると危険です。
しっかりと説明書きを読んで作業してくださいね!
なおピーピースルーの作業をイメージしやすくするために、動画を用意しました。
この方の動画だとピーピースルーがどんなグッズなのか、よく理解できるかと思います!
ここまでピーピースルーについてご紹介しましたが「自分で作業するのは不安」と感じた方もいるかもしれません。
確かに危ない薬品ではありますので、どうしても不安が付きまといますよね。
そんな方は「水の110番救急車」へのご相談をオススメします!
弊社ではプロの作業員が最短30分でお伺いし、丁寧に確認・お見積もり。
了承いただき次第、経験をもとにスムーズに作業させていただきます。
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【解消法7】排水管を掃除する
つまり解消法の7つ目は、排水管の掃除です。
排水管を外してつまりの元をスッキリ洗い流します。
しかしこちらの方法では、排水管をうまくもとに戻せず水漏れする可能性も…。
自信がない方は「水の110番救急車」にお任せください。
排水管掃除に必要なものはこちら!
- 歯ブラシなどの柄の長いブラシ
- アルカリ性洗剤(油汚れ用洗剤)
- ゴム手袋
- バケツ
- ワイヤータイプのハンガー
- ハンガー
- タオル
- ティッシュ
排水管掃除の手順はこちらです。
- 止水栓または元栓を止める
- 排水管を外す
- 40〜50度のぬるま湯に、1時間排水管をつけ置きする
- ブラシで排水管の中をこする
- 水で流し、排水管の水気を拭き取る
- 排水管をもとに戻す
- 水漏れしないか確認
それではもっと詳しく手順をみていきましょう!
1.止水栓または元栓を止める
間違って水を流さないように、止水栓や元栓を閉めます。
作業後にもとに戻せるよう、何回まわしたか覚えておきましょう。
キッチンの止水栓・元栓の場所って?
キッチンの止水栓は、シンク下の扉のなかにあります。
わからない場合は、水道の元栓を閉じましょう。
水道の元栓は水道メーターの近くにあります。
戸建住宅の場合は地面に埋め込まれていることが多く、集合住宅の場合は玄関近くのパイプシャフトの中にあることが多いです。
[+] もっと詳しく
2.排水管を外す
一般的な排水管は、ネジ式が多いです。
排水プレート、防臭ゴムの順番でナットをゆるめて外します。
3.40〜50度のぬるま湯に、1時間排水管をつけ置きする
バケツに40〜50度のぬるま湯を入れ、排水管を1時間ほどつけ置きします。
排水管の変形を防ぐため、熱湯は使わないように注意しましょう。
4.ブラシで排水管の中をこする
洗剤をつけたブラシで、排水管の中をゴシゴシとこすり洗いします。
排水管の中が油で完全にふさがっているときは、ワイヤータイプのハンガーを使います。
こちらを使って油を削りながら落としていきましょう!
5.水で流し、排水管の水気を拭き取る
排水管は洗剤を残さないよう水でよく洗い流しましょう。
排水管をもとに戻す前に、水気を拭き取っておきます。
6.排水管をもとに戻す
外すときと逆の順番でナット、防臭ゴム、排水プレートとはめていきます。
7.水漏れしないか確認
止水栓や元栓を開け、水を流しながら排水管のつなぎ目から水漏れがないか確認します。
目に見えない水漏れが起きていることもあるので、ティッシュをつなぎ目にあてて確認しましょう。
ティッシュが濡れていなければ、作業完了です。
排水溝つまりを完璧に直すなら業者への相談がオススメ!
「自力で色々試してみたけど排水溝がつまる…!」
「あのとき固形物を落としちゃったからつまったのかも…。」
こんなときは専門業者に相談するのがオススメ。
とくに固形物を落とした場合、自力で直そうとして、もっと奥につまらせてしまう方がたまにいます。
奥でつまらせてしまえばより大掛かりな修理が必要になりますし、費用もかさむんです…。
ですので「何度か自分で試してみたけど、もうムリ…」という方は専門業者に見てもらいましょう。
専門業者に依頼すると、次のようなメリットがあります。
- 自分の手を汚さずにつまりが解消する
- 排水溝や下水道の嫌な匂いと戦わずにすむ
- つまりを悪化させる心配がない
- スグにつまりが解消するので、ストレスからすぐに解放される
もし「専門業者を失敗せずに選びたい!」という方は、以下の記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
なお「水の110番救急車」でも、キッチンのつまりトラブルに対応しています。
最短30分でお宅にかけつけ、プロの作業員が長年の経験をもとに丁寧に修理!
もちろん事前にお見積もりを確認いただいてから作業しますので、見積もり以上の金額を請求することはございません。
さらに弊社では全国各地で対応可能ですので、お急ぎの方もお任せください!
またここからは、実際に私たちが実施したつまり解消作業について、カンタンにご紹介します。
◯事例1
修理料金:10,000円(税込)
使用年数:13年
キッチンで油を流してしまい、これが原因で詰まってしまったとのこと。
ご希望の時間にお伺いし、部品の交換などを行い作業が完了しました。
◯事例2
修理料金:15,000円(税込)
使用年数:10年
「いろいろなものを試したけどキッチンのつまりがどうしても直らない」とご相談をいただき、ご希望の時間に訪問しました。
見積もり後に正式にご依頼いただき、配管を交換することで無事に解決しました。
ご相談は無料ですので、お困りの際はぜひお気軽にご相談くださいね。
つまり予防で大事な3つのポイント
最後につまりを未然に防ぐための予防法をご紹介します。
まず油をできるだけ排水管に流さないようにしましょう!
排水溝つまりでも最大の原因は油ですから、流す量を減らすだけで予防効果が望めます。
ですので油を捨てるときは凝固剤を使って固め、燃えるゴミに捨ててください。
また排水溝にゴミ受けネットを取りつけることで、細かいゴミが流れないようにするのも重要です。
ネット自体は百均などでも販売されていますし、取りつけ自体も難しくありません。
さらに取りつければ排水溝のお掃除もグッと楽になりますので、オススメです!
また液体式パイプクリーナーで週1回は掃除しましょう。
排水管にこびりついたつまりの原因を溶かしてしまえば、かなりの予防効果が期待できますよ!
ここまで、つまり予防で大事な3ポイントをご紹介してきました。
しっかりと予防し、二度とつまりで悩まないようにしましょう!
まとめ
キッチンの排水溝つまりについて理解いただけたでしょうか?
油汚れや食材カスによるキッチンのつまりを解消する方法は、次の7つ。
- タオルをつめて抜く
- 重曹とお酢を使う
- ラバーカップ・真空式パイプクリーナーを使う
- 液体式パイプクリーナーを使う
- ワイヤー式パイプクリーナーで削り取る
- ピーピースルーを使う
- 排水管を掃除する
またキッチンの排水溝つまりを予防するには、次の3つが大事です。
- 油や食材カスを排水溝に流さない
- 目の細かいゴミ受け・ネットを使う
- 定期的に排水溝・排水管の掃除をする
排水管の掃除は、市販の液体式パイプクリーナーがオススメ!
お掃除するときは、洗剤のキャップなどを排水溝に落とさないように注意してくださいね。
この記事がキッチンの排水溝つまりを解消するお役に立てたら嬉しいです。
それでは!