すぐ試せる!排水管の水漏れを10分で止める応急処置と根本的解決への道
「排水管から水漏れしてるけど、どうやって直せばいいんだろう…」
「どこからともなく水がしみ出してくる…これって排水管から?」
「勢いよく水が噴き出してパニック!今すぐなんとかしたい!」
あなたは今、このようなことでお困りではないでしょうか?
水回りのトラブルはとてもやっかいな被害を生むため、とても精神的ダメージが大きいですよね。
特に水漏れはショックが大きく、虚ろな目で空を見上げたくなるような気分の方も多いかと思います。
ここであなたに重要なことをお伝えします。
排水管の水漏れは、あなたの精神的なダメージも大きいかもしれませんが、それ以上にあなたや、あなたのご家族に身体的なダメージと、あなたの大切なお住いに物理的なダメージを残します。
そう、排水管の水漏れは、もはや大災害と言っても過言ではないのです。
そこでこの記事では、排水管の水漏れに気づいた際、10分で実践できる応急処置や、水漏れを根本的に解決するための原因究明・対処法をお伝えします。
素人でも自分でできる対処法をお伝えしていきますが、水漏れの状況によってはプロに任せないと対処するのが難しい場合もあります。
大災害とも言える水漏れを適切に処置し、一刻も早く水漏れの不安から解放されるよう、必要な情報をすべてお届けしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
- 排水管の水漏れを今すぐなんとかしたい
- どこから水が漏れているかわからない
- 水漏れの原因や対処法を知りたい
- できれば自分で水漏れを直したい
- 水漏れをそのままにしたらどうなるか知りたい
- 業者を呼んだら修理費は全額自己負担か知りたい
状況別・排水管の水漏れ応急処置方法!
それではさっそく、排水管の水漏れの応急処置をしましょう。
まず、どのような場所の排水管の場合にも共通するのですが、応急処置が済むまでは、水漏れ箇所へ流れる水道を利用しないようにしてください。
排水管は水の出口なので、水を流さない限り水漏れは起こりません。
水漏れが起きているにも関わらず、水を流してしまうと、被害が広がってしまうおそれがあります。
もし、水を使っていないにも関わらず、水が漏れている・噴き出している場合は、排水管の水漏れではなく、給水管の水漏れを起こしている可能性があります。
まずは水漏れの原因や状況に関わらず、水漏れ被害を最小限に食い止めます。
ステップ① 濡れてしまった部分を拭き取る
はじめに、水漏れにより濡れてしまった床や壁、家具等を乾いた雑巾で拭き取りましょう。
濡れたままでは作業ができないだけでなく、濡れてしまった箇所が傷んでしまう可能性があるためです。
水漏れ箇所が目で確認できる場合は、排水管の水気もよく拭き取っておきましょう。
ステップ② 屋内の場合は換気
水漏れした箇所の水気を拭き取ったら、屋内の場合は換気をしましょう。
1度濡れてしまった箇所は、水気を拭き取っても水分を含んでしまっています。
そのため、そのままにしておくとカビが生えてしまったり、腐ってしまう場合があるのです。
屋外の水漏れであれば問題ありませんが、屋内にある排水管は湿気がこもりやすい場所にあることが多いので、充分に換気をしておきましょう。
水漏れ箇所が目で確認でき、手が届くところにある場合は、このままステップ③以降に進んでください。
!水漏れ箇所が目で確認できない、もしくは手が届かない場所にある場合は、これ以上の応急処置をすることはできません。
初動となる処置が完了したら、水道業者などの専門業者に連絡して水漏れを直してもらう必要があります。
あなたのお住まいが、賃貸やマンションの場合、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸の場合、排水管の修理や、それによって受けた水ぬれ被害を保証してもらえることがあります。
持分マンションの場合、基本的には玄関より内側は専有部分となるため、排水管の修理を保証してもらえることは基本的にはありませんが、マンションによっては積み立てられている修繕費の中から補償される場合があります。
そのような場合の取り扱いについては、マンション規約に記載されているため、お手持ちのマンション規約を確認しましょう。
管理会社による補償や、火災保険による補償について詳しく知りたいからはこちらをご覧ください。
あなたのお住まいが持ち家の戸建住宅だったり、管理会社や大家さんに自分で対応するよう求められた場合は、専門の水道業者に修理を依頼する必要があります。
- できるだけ早く水漏れを直してほしい
- 見積もり金額を見てから決めたい
- 原因や修理内容を納得できるよう説明してほしい
あなたがこのような状況に当てはまる場合は、一度水の110番救急車へご連絡ください。
[+] もっと詳しく
ステップ③ 排水管の接合部のナットを締める
水漏れが発生している排水管をたどっていくと、排水管が他の管と繋がっている接合部があるはずです。
接合部は、ナットなどで固定されていることが多いので、ナットをしっかりと締めておきましょう。
このような接合部のナットは、ちょっとした衝撃や地震などの影響で少しずつ緩んでいくことがあります。
このナットが緩んでしまうと、排水管の接合部から水漏れしてしまうおそれがあります。
このように、ナットの緩みが原因で水漏れを起こしている場合、ナットを締めるだけで水漏れが解消します。
ナットの緩みが直接水漏れに関係していないとしても、緩んでしまっているのであれば、いずれは水漏れが発生してしまうもの。
今後の予防にもなるので、これを機にしっかりとナットを締めておきましょう。
ステップ④ 水漏れ箇所をテープで塞ぐ
水漏れしている排水管にビニールテープを巻きつけます。
隙間ができないように、ビニールテープを強く引っ張りながら5〜6周巻きつけてください。
じゃばらホースへ巻きつける場合は、じゃばらのらせん状に沿って、隙間ができないようにしっかり巻きつけましょう。
排水管の接合部から水漏れしている場合も、同じようにビニールテープで応急処置することができます。
排水管に巻きつける場合と同じ要領で、隙間がないようにしっかりと巻きつけて欲しいのですが、接合部からの水漏れの場合、後で本処置をする際にビニールテープを取り外すことがあります。
そのため、過剰にテープをぐるぐる巻きにしないよう注意しましょう。
水漏れしている部分にビニールテープを巻きつけ終わったら、巻きつけた部分を手で押さえ、しっかり固定しましょう。
水を流し、水漏れしていないことが確認できたら、応急処置は完了です。
実は排水管ではなく給水管からの水漏れではありませんか?
排水管は水の出口なので、水を使っていないときは水漏れしません。
もし水を使っていないにも関わらず、水が漏れている・噴き出している場合は、排水管の水漏れではなく、給水管から水漏れしている可能性があります。
まずは給水管からの水漏れかどうかをすぐに確かめましょう。
ステップ① 給水管からの水漏れかどうかを確かめる
まずは家中の蛇口を確認し、水をすべて止めましょう。
水をすべて止めたら、水道メーターを確認します。
水道メーターの場所は、お住まいの家が戸建て住宅かマンションかによって異なります。
水道メーターの場所がわかったら、水道メーターを見てみてください。
家のどこかで水道が使われると、図のパイロットがくるくる回ります。
つまり、家中の蛇口を止めたにも関わらず、パイロットがくるくる回っている場合は、給水管から水が漏れ出している証拠です。
これでは、水がダダ漏れ状態になってしまっており、水ぬれ被害が進行してしまうだけでなく、水道代が垂れ流し状態になってしまいます。
このように、水漏れしている配管が、排水管ではなく給水管である場合、水道の元栓を閉めることで、一時的に水の流れを止めることができます。
ステップ② 水道の元栓を閉めよう
ステップ①で確認した水道メーターの近くには、水道の元栓があります。
元栓は時計回りに回すと閉まります。
これで家全体の水道が止まります。
元栓を反時計回りに回して開けると、再び水漏れを起こしてしまうため、水漏れ箇所の修理が完了するまでは水道の元栓は閉めたままにしておきましょう。
ステップ③ 濡れてしまった部分を拭き取る
水漏れにより濡れてしまった床や壁、家具等を乾いた雑巾で拭き取ります。
水漏れにより濡れたままにしておくと、濡れてしまった箇所が傷んでしまう可能性があるためです。
ステップ④ 屋内の場合は換気する
水漏れした箇所の水気を拭き取ったら、屋内の場合は換気をしましょう。
1度濡れてしまった箇所は、水気を拭き取っても水分を含んでしまっています。
そのため、そのままにしておくとカビが生えてしまったり、腐ってしまう場合があるのです。
水漏れの原因は劣化・つまり・接続不良の3つ!
排水管からの水漏れの原因は、基本的にこの3つしかありません。
そして、根本的な水漏れ解消のためには、水漏れの原因を正確に押さえておくことが必要不可欠です。
なぜなら、水漏れの解決方法は、その原因によって異なるからです。
それでは、水漏れの原因と解決策をひとつずつ見ていきましょう。
排水管の劣化が原因の場合の水漏れ対処法
排水管の劣化が原因で、排水管の中腹に亀裂が入り、そこから水漏れが発生している場合は、水漏れ箇所をしっかり塞ぐか、排水管を新しいものに交換することで水漏れを解消することができます。
水漏れ箇所を専用の補修テープで塞ぐ
排水管からの水漏れを補修するには、自己癒着テープを利用するのがオススメです。
自己癒着テープとは、テープ同士が癒着することにより固定されるテープです。
よく伸縮し、密閉性が高いため、水漏れした排水管の修復にぴったりです。
さらに、接着剤を利用していないため、はがした後もベタつきません。
自己癒着テープは、ホームセンターなどで購入することができます。
巻きつけ方法はとても簡単です。
テープを充分な長さに切り取り、テープを強めに引っ張りながら水漏れ箇所に巻きつけるだけです。
テープはよく伸びるので、水漏れ箇所に凹凸がある場合も、そのまま巻きつけてみましょう。
自己癒着テープで水漏れ箇所を塞いだら、排水管に水を流して漏れをチェックし、水漏れが起こっていなければ、水漏れ対処は完了です。
ただし、排水管の劣化がひどい場合、無事に巻きつけることができても、いずれまた水漏れが起こってしまう可能性も高いです。
そのため、排水管の劣化がひどい場合は排水管を丸ごと交換しましょう。
排水管を交換する・キッチン編
排水管は、自分で交換することができるものがあります。
今回は、よくご相談いただくキッチンのじゃばらホースの交換方法をご紹介します。
じゃばらホースには3種類あります。
- ネジ式
- さしこみ式
- Y型
このうち、一般的なものはネジ式です。
ジャバラホースの付け根を確認し、同じ種類のじゃばらホースをホームセンターなどで購入しましょう。
新しいじゃばらホースを用意したら、以下の手順でじゃばらホースを交換します。
- 新聞紙や雑巾を敷く
- 防虫カバーや防臭キャップを取り外す
- 床の穴からじゃばらホースを抜き取る
- ナットを回してシンクから外す
- 新しいじゃばらホースの長さをハサミで切って調整する
- 防虫カバーや防臭キャップを新しいじゃばらホースへ取り付ける
- シンクとじゃばらホースをつなげる
- 床の穴にじゃばらホースを差し込む
- 防虫カバーや防臭キャップを固定する
- 水を流して水漏れがないか確認する
こちら手順で、キッチンの排水管を新しいものに交換することができます。
交換の際は、注意してほしい点が2点あります。
1つ目に、じゃばらホース内の残存水です。
じゃばらホース内は、排水の汚れが蓄積され非常に不衛生です。
作業時はゴム手袋を装着し、直接触らないように注意しましょう。
2つ目に、排水管内の臭いです。
じゃばらホースを取り外すと、排水管内部の臭いにフタがされていない状態になります。
場合によっては、意識が遠のくほどの激臭に襲われる場合があります。
じゃばらホースを取り外す際には、マスクを装着し、相応の覚悟を持って望むのがいいでしょう。
排水管のつまりが原因の場合の水漏れ対処法
排水管がつまってしまうと、つまった箇所にさらに排水が流れ込むことにより、溢れてしまうように排水管から水漏れしてしまうことがあります。
そのような場合、排水管のつまりを解消する必要があります。
排水管には、キッチンであれば主に食べ物のカスや油汚れ、洗剤カスがつまります。
洗面所やお風呂であれば、キッチンと同様に洗剤カスなどが蓄積していくだけでなく、髪の毛や皮脂汚れもつまります。
このようなつまりは、ラバーカップ(トイレのスッポン)やパイプクリーナーでつまりを解消することができます。
つまりの解消法について詳しくしりたい方は、こちらの記事もご覧ください。
また、排水管のつまりが原因で水漏れが起こっている場合、つまりによって排水管の劣化や接合不良が起きてしまっている可能性もあります。
そのため、排水管のつまりを解消したうえで、排水管の劣化が原因の場合の水漏れ対処法や接続不良が原因の場合の水漏れ対処法を実践することをオススメします。
接続不良が原因の場合の水漏れ対処法
排水管の接続部から水漏れが起こっていて、ナットを締めても水漏れする場合、接続部の内部に取り付けられているパッキンが劣化している可能性が高いです。
パッキンとは別名密封装置で、液体の漏れや外部からの異物の侵入を防ぐ部材です。
水回りのあらゆるものには、接続部にパッキンが取りつけられています。
このパッキンはゴム製のものが多く、経年劣化により硬化し、ボロボロになってしまいます。
すると、密封されていた接続部分に隙間ができてしまい、そこから水漏れが発生してしまうというわけです。
パッキンはホームセンターなどで数百円程度で購入することができます。
サイズが同じであればパッキンは交換することができますが、念のため、排水口や排水管のメーカー・型番を調べ、同じ種類のパッキンを用意しましょう。
新しいパッキンを準備したら、水漏れが発生している接続部を分解し、内部にあるパッキンを交換しましょう。
交換したら、接続部を元の状態に戻し、水を流して水漏れが止まっているかチェックをします。
水漏れが止まっていることが確認できたら、水漏れ対処は完了です。
自分で対処せず業者に任せたほうがいいときってどんなとき?
本音を申し上げますと、応急処置をしたら、すぐに私たち水道業者に修理をお任せいただくのがベストです。
なぜなら、水回りをこまめに掃除をしている方でも、排水管まわりは不衛生になってしまうためです。
排水管の接合部分を取り外したら、想像以上の汚さに走馬灯が見えてしまうこともありますし、中途半端に直してしまい、水漏れがすぐに再発してしまうおそれもあるのです。
水道業者に修理を依頼すると、修理費用はかかってしまいますが、必要な部品も間違いなく最適なものを購入しますし、短期間で水漏れが再発した場合に、保証してくれる水道業者もあります。
それでも自力での排水管の水漏れ対処法をお伝えしたのは、このような水漏れの原因や対処法を知っておくと、いざというときに役立つだけでなく、普段から排水管のつまりを水漏れが起きないように意識できるようになるからです。
- 作業内容を見たけど、ひとりでやる自信がない
- パッキンのサイズが分からない
- じゃばらホースの種類が分からない
- あまり水漏れ修理に時間を奪われたくない
- 不衛生な物を見たり触ったりしたくない
- 失敗せず確実に水漏れ修理を済ませたい
このようなことに1つでも当てはまる場合は、水の110万救急車にご相談ください。
水の110番救急車では、排水管やパッキンの交換作業、つまりの解消なども受け付けています。
お電話いただければ、すぐにお見積りに駆けつけますので、お気軽にご相談くださいね。
Q&A
アパートやマンションの壁や天井から水漏れが!?
15階建ての分譲マンションに住んでいます。
ある朝、洗面所で歯をみがいていると、頭にぽつんと冷たい感触が。
驚いて洗面所の天井を見てみると、天井の隅のあたりが水に濡れたようにシミができていました。
上の階から水漏れしているように思えるのですが、どのように対応するのがいいのでしょうか?
突然「水が漏れてますよ」などと伺ったら非常識ですか?
上にお住まいの方に伺っても何ら失礼なことはありません。
ただ、訪問する際の時間帯や言い方には充分注意しましょう。
上にお住まいの方が原因で水漏れしているとしても、上にお住まいの方は気づかない場合がほとんどです。
突然訪問されて、水漏れしているのでは?と疑われたら、当然ですがいい気はしません。
しかし、事実あなたに実害が出ている状況です。
失礼のない時間帯に、失礼のない言い方で、水漏れをしている可能性があるので調べてほしい旨を、上にお住まいの方に伝えましょう。
上の階にお住まいの方に相談しても解決しない場合は、管理会社に対応してもらいましょう。
他の部屋の専有部分からの水漏れが原因で、天井や壁、家財などが濡れてしまったり、染みができてしまった場合、水漏れを起こした家庭からは賠償を受け取ることができます。
受け取ることができる賠償金額は、損害のある家財の時価で補償される場合がほとんどです。
詳しくは、水漏れを起こしたご家庭の火災保険などの保険会社に問い合わせてください。
水漏れの修理費用って私が負担しなきゃいけないの?保険や管理会社は補償してくれないの?
築25年のマンションに住んでいて、キッチンの排水管から水漏れが起きました。
水道業者さんに来てもらって修理したところ、水漏れの原因は経年劣化によるものでした。
その場合、水漏れしたことについて、私には非がないように思えるのですが、私が修理費用を支払わなくてはいけないのでしょうか?
もしくは、火災保険などで修理にかかるお金を保証してもらえるようなことはないのでしょうか?
持ち家の場合、基本的には水漏れ箇所の修理にかかる費用は自己負担です。
賃貸の場合は大家さんが負担します。
マンションの管理会社が修理などの責任を負うのは、基本的に建物の共有部分のみです。
共有部分と専有部分の境目は、玄関より内側か外側かであることが多く、キッチンや洗面所などで水漏れが発生した場合は、専有部での水漏れとなるため、責任は所有者にあるということになります。
また、一部例外を除き、火災保険などによって水漏れ箇所の修理費用が補償されることもありません。
一部例外というのは、例えば漏水時の特約を別途契約している場合などです。
そのため、契約中の火災保険の約款などを参照し、そういった旨の特約を付しているかどうか確認してみると良いでしょう(あまりつけてる方は多くないですが…)
また、水漏れ箇所の修理費用は補償されませんが、水ぬれ被害は補償されることがあります。
水ぬれ被害というのは、水漏れによって家財がぬれてしまったことにより、損害が発生してしまうことです。
水ぬれ補償は、損害を受けた家財の時価分を補償されるケースが多いため、もし水漏れによって家財を買い換えたり、壁を貼り替えたりする必要がある場合は、火災保険に付してある水ぬれ補償を利用しましょう。
火災保険の水ぬれ補償の対象になるのは、水ぬれ被害の原因が突発・偶然・外来である場合に限られているので、注意しましょう。
さらに、水漏れによって下の階にお住まいの方に損害を与えてしまった場合も、火災保険などに付いている個人賠償責任保険によって補償されます。
個人賠償責任保険とは、日常生活で他人のものに損害を与えてしまった場合に、損害額を補償する保険のことで、火災保険や自動車保険にセットになっています。
こちらも、詳しくは契約中の保険の約款をご覧いただくか、保険会社に直接問い合わせてみてください。
屋外の水漏れは放置しても問題ない?
排水管から水漏れが発生しているのですが、床下の排水管からの水漏れのようで、正直日常生活にはさほど支障がないように感じます。
このような場合でも、お金をかけて水漏れ修理をした方がいいのでしょうか?
必ず水漏れ修理をしましょう。
地中などの屋外、特に床下の排水管の水漏れによる被害は非常に大きな二次災害を引き起こします。
水漏れによる二次被害は、カビと腐朽菌(ふきゅうきん)による被害です。
カビによる被害は、人体への影響です。
床下で水漏れが発生すると、湿度が上昇してしまいます。
そこにカビが発生すると、床上にカビの胞子がポンポンと舞うようになり、健康被害を引き起こしてしまいます。
このように恐ろしいカビですが、もっと恐ろしいのは腐朽菌(ふきゅうきん)です。
木材が腐朽菌に侵されると、シロアリに食べられたあとのように木の成分が分解されてしまいます。
すると、木材の内部がスカスカの空洞状態になってしまい、ちょっとした地震で簡単に倒壊するような状態になってしまいます。
このような症状になると、リフォームに数百万円の費用がかかるのも珍しくありません。
このように恐ろしい腐朽菌(ふきゅうきん)ですが、水漏れなどにより木材が濡れてしまうと、発生してしまう危険性があるのです。
屋外や床下の水漏れは気づきづらいですし、そのぶん日常生活に今すぐ支障をきたさないように思えてしまいますが、二次災害に発展したときが非常にやっかいです。
お金はかかるかもしれませんが、必ず水漏れを食い止めておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、排水管から水漏れが発生した場合の応急処置と、水漏れの原因別の対処方法をご紹介しました。
まずは初動となる応急処置を確実に行い、被害を最小限におさえましょう。
そのうえで、自分で排水管の水漏れを解決したい場合は、この記事でご紹介した方法で水漏れ解消に挑戦してみてください。
しかし先ほどお伝えしたように、本来、応急処置をした後は私たちのような水道業者におまかせいただくのがベストです。繰り返しになりますが…
- 水漏れ箇所が見えない
- 作業内容を見たけど、ひとりでやる自信がない
- パッキンのサイズが分からない
- じゃばらホースの種類が分からない
- あまり水漏れ修理に時間を奪われたくない
- 不衛生な物を見たり触ったりしたくない
- 失敗せず確実に水漏れ修理を済ませたい
このようなことにひとつでも当てはまる場合は、水の110万救急車にご相談ください。
水の110番救急車では、排水管やパッキンの交換作業、つまりの解消なども受け付けています。