排水管は高圧洗浄すべき?洗浄の頻度や作業の流れ・費用をご紹介
「排水管の高圧洗浄をした方がいいって言われた…」
「結構お金かかるって聞いたけど、相場は何円くらいなの?」
排水管の高圧洗浄ってどのくらいの費用がかかるのかわからないですよね…。
頻繁にやることでもないですから、金額を言われても安いのか高いのかわからないかと思います。
しかも「早めにやっておいた方がいいですよ!」と言われたところで、高圧洗浄をする頻度がわからないと判断もできません。
そんなあなたの疑問を解決し、一番お得な選択をしましょう!
この記事では排水管の高圧洗浄について、費用相場や作業すべき頻度についてご紹介します。
さらに排水管つまりの予防法や、自分で高圧洗浄する方法もまとめて知れますよ!
あなたの生活がより豊かになることを祈っています。
それでは参りましょう!
※「早めに高圧洗浄をして欲しい」そんな方は水の110番救急車にご相談ください。
ご相談いただいてから最短30分でお伺いし、排水管の構造に合わせ洗浄を行います!
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排水管の高圧洗浄をすべき頻度
お家の排水管は、キッチン・お風呂・トイレなどから排水・汚水が流れます。
そのため長年排水管を使っていると、以下のものがつまってしまう可能性があるんです。
- 油・ワックス
- 洗剤
- 髪の毛・皮脂
- トイレットペーパー
- 固形物
ですのでつまりを防ぐためにも、排水管の高圧洗浄は定期的にするのがオススメ!
さらに高圧洗浄と同時に内部の様子をチェックすれば、破損などが起きているときに被害が広がる前に気づけるんですね。
ですので戸建て住宅の場合は、新築から7〜8年経った段階で一度、その後は5〜6年に一度高圧洗浄をしましょう!
なお一度高圧洗浄をしたあとの頻度が短くなっているのは、排水管の劣化によりつまりなどのトラブルが起きやすくなる可能性があるためです。
排水管が逆流するなどのトラブルが起きてからでは遅いです。
上記の基準を目安に高圧洗浄をしてくださいね!
さて高圧洗浄の頻度について詳しくご説明してきました。
お伝えした年月を目安に、どのタイミングで作業すべきか考えてみてください。
※「今すぐ排水管を高圧洗浄して欲しい」という方は水の110番救急車にお任せください!
ご相談いただいてから最短30分でお伺いし、現地調査・見積もりを元に作業いたします。
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【業者に依頼】排水管の高圧洗浄の流れ・費用
ではここから、高圧洗浄を業者に頼んだ場合の流れをご説明しますね。
洗浄作業の流れ
実際に排水管の高圧洗浄を頼むと、どんな流れで進められるのでしょうか?
マンションなどの集合住宅と、戸建て住宅ごとにご紹介します。
集合住宅
マンションなどの集合住宅の場合は、管理会社・組合などが一括で高圧洗浄を依頼します。
なお作業は漏水防止のため、下の階から上の階へ進めることが多いです。
では作業の流れをご紹介しますね。
- 部屋のいろいろな排水口から高圧洗浄ノズルを入れて、排水管(横枝管・共用立て管)を洗う
- それぞれの排水口で水が流れているか・漏水がないかをチェックする
- 居住者にも目視でチェックしてもらい作業完了
なお作業時間は1時間ほどとなることが多いです。
戸建て住宅
戸建て住宅でも大きな作業の流れは変わりません。
一方で、建物ごとに一斉に高圧洗浄する集合住宅とは違い、戸建て住宅ではつまりが発生してから作業を行います。
そのため流れが若干異なる箇所があるんです!
- 排水管のつまりが発生している箇所を確認する
- つまっている箇所を中心に、高圧洗浄機で排水管を掃除する(つまり除去用の薬剤を使うこともあり)
- 建物外の排水管・排水マスも高圧洗浄でキレイに掃除する
排水マスとは下水管へ流れる排水を一旦溜めて、ゴミ・油などを分離するための設備です。
戸建て住宅の場合は、外にある排水マスもしっかりと洗うことで今後のつまりを防げます!
高圧洗浄の料金相場は5万円〜
それでは排水管の高圧洗浄にかかる、費用の相場についてご紹介していきます。
今回は戸建て住宅の作業費用の相場に絞ってお伝えしますね。
いくつかの業者の事例を比較した結果、基本料金の費用の相場は5万円ほど!
なお基本料金の相場は「高圧洗浄機からホース先端(3〜5m)」の範囲に適用されるんです。
そのため、基本料金の3〜5mの範囲を超えると「高圧洗浄機からホースを1m伸ばすごとに数千円」というように追加料金が増えていきます!
排水管の長さ・つまりの状況によって、かかる費用が変わってくるというわけです。
ですので高圧洗浄を頼むときは、費用の内訳がどうなっているのかをしっかりと確認しましょう!
「高圧洗浄キャンペーン」のチラシが入っていたけどお得なの?
お得とは言い切れません!
戸建てやアパートにお住まいの方は、高圧洗浄の勧誘チラシが入っていたことがあるかもしれません。
チラシには以下の特徴があります。
- 格安の値段が書かれている(2〜3,000円ほど)
- 行政の代行のような書き方をしている
- 「地域一斉工事」をアピールしている
ほとんどの場合、チラシのタイトルは「排水管高圧洗浄キャンペーンのお知らせ」となっているようです。
さらに費用は2〜3,000円ほどですから、「3,000円で高圧洗浄してくれるなら頼んでみようかな…」と思うかもしれません。
ですが、油断は禁物!!
実際に頼んでみると、以下のトラブルが発生してしまうケースが後を絶ちません。
- チラシに書いている費用よりも高い費用を請求される
- 断ると不安感を煽ってくる(「今やらないと排水管がつまります!」など)
トラブルが多いため、以下のように行政から注意喚起がなされています。
格安料金と記載されていても一か所あたりの表記であるなど、実際に掛かる金額がわかりづらい場合があります。チラシの内容は注意してご覧ください。
特に、不安をあおって契約を迫るような場合は、はっきりと断りましょう。
また、必要と判断して発注する場合でも、複数他社にも見積りを取る、周囲に相談するなど十分に検討の上ご判断ください。
(引用:排水管高圧洗浄キャンペーンチラシにご注意ください | 長岡京市公式ホームページ)
もちろんチラシを投函する業者がすべて悪徳なわけではありません。
しかし「高圧洗浄キャンペーン」のチラシが入っていたときは、費用が「一箇所あたり」と書かれているかなど、細かい部分までチェックしましょう!
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さて費用相場について詳しくご説明してきました。
どのくらいの出費があるのか目星はついたでしょうか?
一方で高圧洗浄を自分でしようと検討している方もいるかもしれません。
では次にご自分で高圧洗浄する際の方法をご紹介しますね!
【自力で作業】排水管を高圧洗浄する方法
ここからは、自力で排水管の高圧洗浄をする方法についてご説明しますね。
今回は戸建て住宅での高圧洗浄についてご紹介します。
マンションなどの集合住宅では、大家さんや管理組合に相談して対応してもらいましょう!
自力で高圧洗浄をするには、高圧洗浄機・排水管用ホース・網・ブラシです。
また排水管の高圧洗浄用ホースは、洗浄機と同じメーカーのものを購入しましょう。
このホースの先端は後ろにも水が吹き出るようになっています。
そのため水を噴射すると、勢いでどんどん前へ進んでくれるんです!
また洗浄作業の手順をお伝えする前に、お家の排水の流れをご紹介しますね。
この画像だと排水枡(排水ます)は外に1つしかありませんが、実際は何個かあります。
排水枡には「汚水」と書かれたフタがありますので、敷地内のどこにあるのかチェックしてくださいね。
では高圧洗浄の手順を確認していきましょう!
- 排水枡のフタをすべて開けておく
- 公共枡に近い排水枡から、上流の排水管に向かってホースを入れる
- 水を噴射し排水管の汚れを落とす
- 水の汚れが少なくなったらホースを引き抜く
- すぐ上流にある排水枡にホースを入れる
- 3〜5を繰り返す
またほとんどの場合、排水枡に油の塊がこびりついている可能性が高いです…。
その場合は高圧洗浄機で剥がしてから、網ですくって捨てましょう。
さらに排水枡には「エルボ」という曲がった配管があります。
この部品の周辺にも油がこびりついていますので、ブラシで掃除してくださいね!
さて、自分で高圧洗浄をする方法についてご説明しました。
どんな流れですればいいのかお分かりいただけたでしょうか?
なお「排水口のつまりを簡単に直したい!」という方は、以下の記事で直し方を詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
自力での高圧洗浄は安く済むというメリットがあります。
一方でプロ仕様の高圧洗浄機よりも水の勢いが劣ってしまうため、排水管の汚れをカンペキに落とせない・作業に時間がかかるデメリットがあるんです…。
もし中途半端に作業してしまえばすぐにつまってしまいますので、汚水の逆流といった危険は残ってしまうんですね…。
さてここまで、自力での高圧作業をご紹介してきました。
ご自分で行う場合はメリットもある一方で、デメリットが大きいです。
ですので、もし高圧洗浄をできる限りしっかりとして欲しい場合は、専門業者に頼むのをオススメします!
排水管の高圧洗浄は「水の110番救急車」にお任せ
ご自分で排水管の高圧洗浄する際は、どうしても取りきれない汚れが排水管に残ってしまいます。
業者に高圧洗浄してもらえば6〜7年ほどしなくて済む一方で、自力での作業の場合は3〜4年後にはまたする必要が出てくることも…。
この作業の手間や排水管内の汚れを見る苦痛を考えると、「水道のプロ」である業者にお任せするのがオススメなんですね。
なお「水の110番救急車」も排水管の高圧洗浄を請け負っています。
これまで多くの高圧洗浄をしてきたため、汚れを落とすための繊細な技術を持っているんです。
さらにご相談いただいてから最短30分でお伺いしますので、お急ぎの方でも安心してご依頼いただけるかと思います。
あくまで一例ではありますが、弊社で作業させていただいた事例をご紹介しますね!
キッチンの下で排水管つまりが発生し、使えなくなってしまったお客様です。
つまりが見えないが排水が上がってくるとのことでしたので、高圧洗浄機を使って掃除いたしました。
プロの技術を元に、丁寧につまりを解消させていただきました!
(修理費用:58,300円)
迅速かつ丁寧に排水管トラブルを解決させていただきますので、お気軽にご相談くださいね!
【設備ごと】排水管つまりの予防法
最後に排水管のつまりを防ぐための予防法をご紹介します。 どれも難しいものではありませんよ!
キッチンとお風呂・洗面台に分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
キッチンでできる予防法
キッチンの場合、知らず知らずの間に油・洗剤・食材のカスなど排水管がつまる原因のもとを流してしまっていることが多いです。
とくに油は、大量に流すことで排水管つまりを引き起こしてしまいます。
排水管つまりを防ぐためにも、次の予防をしましょう!
お料理する中で使った油は、できるだけ排水管に流さず、凝固剤で固めるなどして捨てましょう!
排水管に流れる油の量が減るだけでも、つまり被害はかなり防げます。
また食材のカスや固形物が流れないようにするための、ゴミ受けネットの設置も効果的。
設置はカンタンにできるので、つけてない方はすぐにつけることをオススメしますよ!
週1回パイプクリーナーで掃除するのも有効です。
「パイプユニッシュ」などの液体式パイプクリーナーを使って掃除し、つまりの原因を溶かしてしまいましょう。
お風呂・洗面台でできる予防法
続いては、お風呂・洗面台を使うときにできる予防法をご紹介します!
排水管つまりの原因は、髪の毛やシャンプーなどのカスが中心です。
これらがくっついてしまうと、ドロドロしたヘドロのようなものができてしまいます。
排水管つまりを防ぐために、以下の予防をしましょう!
まず毛取りネットを使うことで、髪の毛ができるだけ排水管に流れないようにしましょう!
髪の毛が流れる量を減らせば、ドロドロに固まるのを防げます。
また週1回パイプクリーナーを使うことで、ドロドロに固まったものを溶かせます。
「パイプユニッシュ」などの液体パイプクリーナーで、たまに掃除してあげましょう。
さらにお風呂では、月2回のペースで排水トラップを洗いましょう。
ブラシでヌメリを掃除すれば、つまりの元を取り除けますよ!
ここまで、ご自分でできるつまりの予防法についてご紹介してきまし 。
水回りの設備を使うときは、日頃から意識してみるといいですね!
まとめ
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
高圧洗浄について詳しく理解していただけたでしょうか?
高圧洗浄にかかる費用の相場は5万円ほど。
もし業者に高圧洗浄を依頼するときは、費用の内訳などもしっかりと確認してくださいね!
以上、「水の110番救急車」作業スタッフのカワタでした。
あなたの生活がより豊かになることを祈っています。