賃貸でシンク下から水漏れが!修理は誰が負担?ギモンを徹底解説
「シンクの下に収納してた食器に水が溜まってる…もしかして水漏れ?」
「水が漏れて床まで…!一体どうしたらいいの?」
これを読んでいるあなたは今、シンク下の水漏れに悩まされているのではないでしょうか?
とくに賃貸に住んでいる方だと、色々不安に思うことが多いと思います…!
「どうやって止めればいいの?」
「だれが修理のお金負担するの?」
「やっぱり放置したらまずい?」
ここではそんなお悩みをまるっと解決するために、以下を解説していきますよ!
- シンク下の水漏れはどこから起こるのか?
- 水漏れが起きたらまずすること5ステップ
- 賃貸住宅で水漏れが起きた場合、誰が責任を負うのか?
- カンタン水漏れ予防法3つ
これを読んでシンク下の水漏れが直り、安心した毎日を取り戻せればさいわいです。
それではまいります。
※今すぐ水漏れを直したい方は「水の110番救急車」にご相談ください。
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シンク下の水漏れはどこから?水漏れ箇所とくわしい原因
「シンク下から漏れてることは確かだけど、どこから流れてるの?」
シンク下から床へ漏れ出しているということは、以下3つのどこかで起こっている可能性が高いです。
- 排水管まわり
- シンクまわり
- 蛇口まわり
それぞれ見ていきますね。
排水管まわり
考えられる原因は以下のとおりです。
- 排水管のつまり
- 排水トラップのゴムパッキンの劣化
- 接続部のパッキンの劣化
- 接続部のゆるみ
- 排水管に穴・ヒビ
排水トラップと排水管の接続部がゆるんでいたり、中にあるパッキンが劣化してカチカチになっていると漏れ出すことがあります。
ウッカリ流した生ゴミや箸がつまり、逆流した排水がゆるんだ部分から漏れ出すこともあります。
他にも穴が開いていたりヒビが入って水漏れすることも。
「食洗機の排水部分を自分で直そうとして、いろいろ触るうちにヒビが入ってしまった…!」なんてお客様もいらっしゃいました。
シンク下の排水管を見て、水がつたっている箇所がないか確認しましょう。
シンクまわり
考えられる原因は以下のとおりです。
- シンクに穴・ヒビ
- シンクと天板のすき間
シンクと天板にすき間が空いていたり、穴が空いていたり、ヒビが入っていませんか?
「シンクに穴が空くわけないじゃん」と思っている方、想像よりずっとカンタンに穴が空いてしまうんです…!
悲報
— 顎男 (@agohige1945) June 2, 2016
シンクに穴が空いた
台所のシンクから水漏れしてるんで見てもらったら排水口近くに小さい穴が空いてたらしい…
— 子持ちししゃも (@sisyamo05) April 30, 2015
ただのサビだと思ってたけど…
※丸印が付いてるところが穴 pic.twitter.com/IkVnHbDZRk
シンク内の掃除をサボったり、洗い物をそのまま放置したりして、シンクに水が溜まった状態が長く続くとサビてしまいます。
サビたシンクはもろく、ちょっとした力で穴が空いてしまうんです。
掃除は定期的に行い、洗い物も溜めないよう、きれいなキッチンを心がけましょうね。
確認方法としては、水を流してシンクから下へ水が流れないか見てみましょう。
蛇口まわり
蛇口は水栓ともいいます。
水栓には2種類あり、ハンドル混合水栓、シングルレバー混合水栓があります。
- ハンドル混合水栓:お湯と水のハンドルがそれぞれあり、ひねった回数で量を調整する。
- シングルレバー混合水栓:レバーで水の量と温度を調整する。
それぞれ形も仕組みも違うのですが、以下のようなところから漏れ出します。
- 吐水口(水が出る口)から
- 水栓とシンクのすき間
- 胴体と吐水口の接続部
水栓からチョロチョロと漏れ出た水がシンクをつたい、床にまで広がる…という流れです。
少量だとなかなか気づけないかもしれませんが、シンク自体は乾いているのに、蛇口の根本に小さな水たまりができていたら水漏れのサインです。
水漏れが起きたらどうすれば?被害を最小限にするための5ステップ
ここではシンク下で水漏れが起きたとき、まずしなければならないこと5つを順番にご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
①すぐ管理会社へ電話をする
「必ず連絡しないといけないの?なんだか面倒くさいかも…。」
管理会社を通さず修理した場合、あとから申告しても認められない場合があり、費用が自己負担になってしまうかもしれません。
なにより他の部屋にも被害が広まってしまうかもしれないので、すぐ現状を伝えて相談しましょう。
②止水栓を閉める
管理会社に連絡したら修理業者の手配をしてくれる場合も。
それを待っている間に止水栓を閉めて、給水をストップさせましょう。
止水栓はシンク下のや玄関横のシャフトの中にあります。
時計回りにまわして閉めましょう。
夜中で管理会社が営業していないときも、ひとまず止水栓を閉めておくと安心です!
③シンク下にある食器などはすべて出す
シンク下はキッチン用品や食品の収納場所になっていると思います。
そのままにしておくとカビが生えたり、水が腐って不衛生なのですべて外に出しましょう。
④漏れた水を雑巾で拭く
漏れ出していた水を雑巾などで拭きましょう。
新聞紙に吸わせてもOKです。
⑤換気する
窓を開けたり換気扇をつけて換気しましょう。
1Kのお部屋だとキッチンに窓がついていないところも多いです。
湿気が溜まりやすくカビが発生する原因にもなるので、長めに換気扇をまわしたり、シンク下の扉を開けて換気しましょう。
水漏れの修理費用はだれが負担するの?
「修理にも点検にもお金がかかるよね…これって自分で負担しなきゃいけないの?」
1番気になるところですよね…!
結論から申し上げると、自分に過失があるか、建物自体の老朽化かで、自己負担か管理会社負担かが決まります。
入居したときからすでに建物が古く、キッチンや排水管まわりの部品が劣化していたら、管理会社の負担になります。
これは民法第606条第1項で、以下のように定められているためです。
賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。
(引用:民法第六百六条(賃貸物の修繕など)第一項)
ただ民法でこのように定められているといっても、アパートやマンションを借りるときに管理会社と交わした契約書が優先されます。
まずは契約内容を確認しましょう。
反対に、故意に生ゴミや髪の毛など異物を流してつまらせ、水漏れが起こった場合は自己負担になります。
このようなことをした記憶がない方は、毅然とした態度できちんと管理会社に説明しましょう。
また、新しい住宅でも施工不良で水漏れが起こることもあります。
まずは管理会社に電話して対応を求めましょう。
水漏れを放置するとどうなる?考えられる被害
水漏れが起こると以下のような被害が考えられます。
- カビが生える
- キッチンの棚や引き出し、まわりの家具の腐食
- イヤなニオイがする
- 水道代が上がる
- 家電の故障
- 階下への水漏れ被害
カビが生えた部屋で生活はしたくないですよね…。
不衛生な部屋で生活していたら、体にも悪影響が出るかもしれません。
またカーペットや家具が傷んだり、電化製品の故障にもつながります。
そしてこの中で1番気をつけたいのが、階下の部屋の天井へ水漏れ被害が起こること。
上で賃貸人は修理の義務があるとお伝えしましたが、水漏れが起こっても対策も連絡もしないまま放置。
その結果階下にも被害がでた場合、修繕費用は自己負担になる可能性が高いので注意です!
自分の過失で水漏れが起こってしまった…保険会社にも連絡
火災保険に加入していると保険金がおりることも。
加入している保険会社やプランにもよるので、保険会社に問い合わせて聞いてみましょう。
多くの火災保険は、水漏れが起こっただけでは適用されず、家具や家電に被害が出た場合に保険金がおります。
ちなみに私たち水の110番救急車では、保険金申請に必要な書類の準備も行っております
もし「自分で修理費用を負担しなければならない!」となったら、ぜひご相談いただければと思います!
水漏れをふせぐには?すぐできる予防法3つご紹介
建物の劣化はふせげませんが、自分の過失で水漏れがおこらないよう、普段からできることはあります。
まずはここで紹介する3つを意識して行いましょう。
排水口には水だけ流す(異物は流さない)
直接排水口に流してしまいがちなのが以下のもの。
- 生ゴミ
- 髪の毛
- 使用済みの油
- つまようじ・箸
1回だけなら平気でも、何十回と流し続けると排水管がつまり、水が逆流して漏れ出します。
生ゴミは三角コーナーを設置したり、食材のカットが終わったらすぐ袋にまとめるなど対策をしましょう。
油も決してそのまま流さず、冷ましてから固めてゴミに捨てたり、新聞に吸わせて捨てるなど工夫が必要です。
家賃を払っているといえど、アパートやマンションは大家さんや不動産屋から借りているものです。
その自覚をもって、「これ流したら危ないかも…。」と思うものは流さないようにしましょうね。
ただどんなに気をつけていても、ウッカリ流してしまうときもあると思います…!
そんなときのために、目の細かい排水口ネットをつけて、直接流れてしまうのを予防しましょう。
イヤな匂いがする…と思ったらすぐ確認
「ニオイがする=排水が漏れ出している」ということが考えられます。
とくに1ルームのお部屋だと、キッチンと居住スペースが同じ空間なので、イヤなニオイに気づきやすいと思います。
シンク下の棚や引き出しを開けて、排水口やシンク、排水管もチェックしてみましょう。
初期段階で水漏れに気がつけば、被害を最小限におさえられますよ!
管理会社の電話番号を携帯に登録しておく
予防法というよりは、水漏れ以外でもトラブルがあったとき、被害を最小限にできるワザです。
水漏れ・つまり・水が出ないなど、トラブルがあったときは必ず管理会社に連絡しなければなりません。
そんなとき契約書や名刺をイチイチ探してたら面倒くさいですし、時間がかかって被害が広まってしまうかもしれませんよね。
すぐ連絡できるよう、いつも使う携帯に番号を登録しておくと安心です。
まとめ
いかがでしょうか?
ここまでの内容をまとめると以下のとおりです。
- シンク下の水漏れは排水管orシンクor蛇口から。
- 修理費用が自己or管理会社負担かは、自分に過失があるかor建物の老朽化かによる(契約書も確認する)
- 逆流をふせぐため、日頃から生ゴミなどは排水口に流さないようにする。
中には「水漏れの原因になるような使い方をしていた…。」なんて方もいるのではないでしょうか。
その場合、管理会社に相談しても修繕費用は自己負担になることが多いです。
そんなときは少しでも安く、なおかつ確実に直してくれる業者に頼みたいですよね…。
ぜひ私たち水の110番救急車にご相談いただければと思います!
経験豊富なスタッフが、交換が必要な部品だけを見極め、費用を抑えて迅速に修理いたします。
年中無休でお電話で受け付けておりますので、「夜帰宅したら水漏れしていた…!」なんてときもぜひお気軽にご相談くださいね。
気になる費用ですが、現地調査後にお見積もりが確定しますので、疑問があれば遠慮なくお聞きください!
この記事を読んだあなたが、シンク下の水漏れトラブルが直り、いつもどおりの毎日を取り戻せるよう祈っております。
それでは。