蛇口のお掃除はどうやる?汚れの種類ごとの掃除方法・必要なもの
「蛇口に汚れが溜まってきたし掃除したい」
「蛇口のお掃除ってどうやればいいの?」
「どんなことに注意すべき?」
こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
蛇口は長い間使っていると、水垢やカビといった汚れがどんどん溜まっていきます。
このような汚れは種類によって落とし方が違うんです。
ですのであなたの蛇口がどう汚れているのかに合わせて、最適なお掃除法を試す必要があります!
今回は蛇口の掃除方法を汚れの種類ごとにご紹介します。
掃除に必要なグッズや手順もわかりやすくご説明しますね。
この記事があなたのお悩み解決の手助けになれば幸いです。
それでは参りましょう!
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蛇口汚れの種類と特徴
まずは蛇口汚れの種類と、その特徴についてご紹介します。
どんな汚れがあるのかをご確認していただくことで、今後どうお掃除すればいいかを見分けられるはずです!
蛇口によくある汚れは以下の3つ。
- 水垢
- カビ
- 油汚れ
なおこれらの汚れは、すべて早めに掃除する必要があります。
それでは詳しくご説明しますね。
水垢(洗面台・キッチン・トイレなど)
蛇口などの水回りの設備で、一番多く見られる汚れが水垢です!
この水垢は、水道水に含まれる「炭酸カルシウム」という成分や石鹸の残りカスが固まったもの。
水道水の消毒には「次亜塩素酸」という成分が使われています。
この成分が水の中にある二酸化炭素・カルシウムなどと反応することで、炭酸カルシウムに変わるんです。
この水垢は放っておけば落としづらくなりますし、どんどん増えていきます。
カビ(洗面台・キッチン・トイレなど)
イメージがつきづらいかもしれませんが蛇口にカビが発生してしまうことも。
カビが発生する原因は高い湿度と気温!
カビが生えやすい湿度と気温は以下の通りです。
- 湿度:70%以上
- 気温:20度以上
「湿度が70%になることなんてある?」と思われるかもしれませんが、キッチンやお風呂では蒸発した水分で湿度が高くなります。
つまりお家の蛇口回りは、常にカビが発生しやすい環境が整っているというわけです!
蛇口にできるカビには「赤カビ」と「黒カビ」の2種類があります。
それぞれ詳しく説明しますね。
赤カビ
ヌルヌルとした赤いカビの正体は、空気中に存在する「ロドトルラ」という酵母菌。
厳密にはカビではありません。
ロドトルラは毒性がない上に、根を張るわけではないので比較的カンタンに掃除できます。
一方で繁殖能力が高いので放っておくとどんどん増えてしまいます。
さらに赤カビをそのままにしておくと、黒カビが発生する原因になるんです!
これは黒カビが赤カビを食べて増えるため。
赤カビとはいえそのまま放置せず、しっかりとお掃除する必要がありますよ。
黒カビ
黒カビは赤カビに比べて繁殖力は高くないものの、掃除しても落としにくいのが特徴。
わずかなすき間に根を張っていくため、長い間放置しておくとかなり落ちにくいです。
また毒性があるため、放っておき胞子を吸い込み続けてしまうと、アレルギーや感染症の原因となる可能性もあります。
油汚れ(キッチン)
キッチンにある蛇口の場合は油汚れがついていることもあります。
この油汚れは皮脂汚れや食用油の跳ね返りの跡。
もし油がついたまま放っておけば、掃除で落としづらくなったりカビが生える原因になったりしてしまいます。
さてここまで、蛇口汚れの種類とその特徴をご紹介してきました。
続いては蛇口のお掃除の方法をご説明していきますね。
蛇口の掃除方法【汚れの種類別】
ここからは汚れの種類別に、掃除方法や必要なグッズをご紹介していきます!
それぞれの汚れにピッタリな掃除の手順をご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
また掃除の際は以下の2点にご注意ください。
- ゴム手袋を着ける
- たわし・スポンジの固い部分で掃除しない
素手で作業すると、肌の弱い方だとお掃除グッズで肌荒れしてしまう可能性があります。
ですので基本的にお掃除する時はゴム手袋を着用しましょう。
またたわしなどのザラザラしたものでお掃除するのはNG。
細かいキズができてしまい、そこに汚れやカビが溜まってしまうんですね。
では注意点をお伝えしたところで、さっそくお掃除の方法をご紹介します!
蛇口の水垢を落とす掃除方法
水垢の掃除をする場合はクエン酸を使います。
なぜクエン酸を使うかというと、水垢の原因である炭酸カルシウムがアルカリ性だから。
真逆の酸性であるクエン酸を使うことで、キレイに水垢を落とせます!
- キッチンペーパー
- 輪ゴム
- クエン酸
- 雑巾
それでは掃除の手順をご紹介しますね。
- クエン酸水を作る(クエン酸小さじ1杯:水200ml)
- キッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませる
- 蛇口にキッチンペーパーを貼り付け、輪ゴムで固定する
- 2時間ほど放置する
- 輪ゴムを外し、キッチンペーパーで水垢をこする
- 水でクエン酸水を洗い流す
- 雑巾で乾拭きする
以上です!
とてもカンタンですよね。
ぜひチャレンジしてみてください!
では次に、蛇口の汚れを防ぐ方法をご紹介します。
蛇口のカビを落とす掃除方法
ここでは蛇口のカビを落とす方法をご紹介しますね。
カビを掃除する場合はクエン酸と重曹で落とします。
この2つを混ぜると中和反応が発生し、炭酸ガス(泡)が出てくるんです!
この炭酸ガスでカビを浮かせてキレイにできます。
なおカビキラーなどの洗剤を使って掃除することも一応可能です。
ただ「料理に使う水や飲み水が出る蛇口に洗剤を使いたくない!」という方は多いかと思います。
そんな方はぜひ重曹とクエン酸を使ってお掃除してください!
どちらも自然由来の成分ですので、人体にも安全です◎
カビ掃除に必要なグッズはこちら。
- 歯ブラシ
- 重曹
- クエン酸
- スプレーボトル
- 雑巾
それでは掃除の手順をご紹介しますね。
- クエン酸水(クエン酸小さじ1杯:水200ml)を作り、スプレーボトルに入れる
- カビがある箇所にクエン酸水を吹きかける
- 歯ブラシに重曹をつけ、カビ部分を擦る
- カビが取れたら水で洗い流す
- 雑巾で乾拭きする
以上です!
なお歯ブラシで擦る際は力を入れずに小刻みに動かしてくださいね。
では次に、蛇口が汚れないようにするための予防法についてご紹介します。
ぜひチェックしてください!
蛇口の油汚れを落とす掃除方法
ここでは蛇口についた油汚れを落とす方法をご紹介しますね。
油汚れのお掃除に必要なのは重曹です。
重曹は水に溶かすとアルカリ性になる性質があります。
この重曹水は酸性の油汚れを落とすにはピッタリなんです!
油汚れのお掃除に必要なグッズはこちら。
- 重曹
- スプレーボトル
- 雑巾
それでは掃除の手順をご紹介しますね。
- 重曹水(重曹小さじ1杯:40度くらいのお湯100ml)を作り、スプレーボトルに入れる
- 油汚れがある箇所に重曹水を吹きかける
- 重曹水を雑巾で拭き取る
- 落としきれない場合は2〜3をもう一度行う
- 油汚れが取れたら水で洗い流す
- 雑巾で乾拭きする
以上です!
とてもカンタンですよね。
なおこの方法でも落とせない場合は、食器用洗剤を使って同じ手順で掃除してみましょう。
使用後は洗剤が残らないように、水でしっかり洗い流してくださいね。
では次に、蛇口汚れの予防法についてご紹介します!
蛇口汚れの予防法
蛇口汚れを防ぐには「こまめに水分を拭き取る」のが重要!
1日1回は乾拭きすることで、水垢やカビなどをしっかりと防げます。
ただ毎日乾拭きするのは面倒ですよね…。
「そのうちしなくなりそう」なんて思っている方もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのがフッ素を使ったコーティング剤!
フッ素コーティングとは、フッ素樹脂の皮膜で表面を覆い水垢などの汚れを防ぐもの。
この商品はスプレーし塗り込むだけでコーティングできる、とても便利なグッズです。
お家に1つあるだけでかなり予防できますので、ぜひ使ってみてくださいね。
蛇口を掃除してもキレイにならないなら「蛇口の交換」を検討しましょう
ここまで蛇口の掃除方法などをご紹介していきました!
ご紹介した内容をもとにお掃除してみてくださいね。
一方で長年放置した汚れの場合は汚れが落ちない可能性も…。
汚れが固まってしまえば、お掃除しても全然取れないケースがあるんですね。
さらにカビが生えたまま蛇口を使い続ければ、カビを吸い込んで体調を崩してしまう可能性もあります。
ですので汚れが落ちない場合は新しい蛇口に交換し、キレイな状態で使っていただくのがオススメです。
なお「水の110番救急車」でも蛇口の交換を行なっております!
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お客様が取り付けたい蛇口のタイプなどお伺いし、ピッタリなものに交換いたします。
年中無休で受付しておりますので、お困りの際はお気軽にご相談くださいね!
まとめ
この記事では蛇口のお掃除についてご紹介してきました。
ここで改めて汚れごとの掃除方法をおさらいしておきましょう。
- 水垢→クエン酸を使う
- カビ→クエン酸と重曹を使う
- 油汚れ→重曹を使う
蛇口の汚れにはいくつかの種類があるため、それにあったお掃除をする必要があります。
記事内容をもとに、蛇口をピカピカにしてくださいね!
「水の110番救急車」では蛇口の交換依頼を受け付けております。
お気軽にご相談ください。
あなたの悩みが解決できることを祈っております。
それでは!