トイレの交換時期はいつ?4つの目安時期と新型トイレの機能を紹介!
「最近トイレの調子が悪い…そろそろ交換時期なのかな?」
「最新型に変えるといいって聞くけど、費用も気になるし今のままでも十分かなぁ…。」
水の110番救急車のカワタです。
あまり耳にしないトイレの交換。
「そもそもトイレの寿命ってどれくらいなんだろう?」
「他の人はいつ交換しているんだろう?」
など不安なことだらけですよね。
結論からいうとトイレ本体は、ヒビ割れがないかぎり100年近くもつといわれることもあります。
しかしトイレの各部品や配管は、約7〜10年前後で寿命を迎えることが多いんです。
寿命を迎える前に修理や交換をしないと、トイレが故障してしまいます。
日々の生活に欠かせないトイレ。
「トイレが使えなくなった!」という事態は避けたいですし、「いつか壊れるんじゃないか…。」とヒヤヒヤしながら使いたくないですよね。
そうならないためにも、トイレの交換時期の目安を知るのがとても大事なんです!
また最新型のトイレは節水・節電機能が高く、交換すれば大きな節約になるケースも。
そこでこの記事では、次の内容を紹介します。
- 交換時期の目安と最新型トイレの機能
- 便器、便座の種類
- トイレ交換にまつわるQ&A
この記事がトイレの交換時期で悩むあなたのお役に立てましたら幸いです。
それではまいります!
※失敗せずにトイレ交換をしたい方は「水の110番救急車」がオススメ。
あなたのご要望に沿った新しいトイレをご提案させていただきます!
トイレの交換時期と最新型のトイレの機能って?
「トイレの交換時期の目安って?」
一般的なトイレは、陶器にヒビが入らなければ100年もつともいわれています。
しかしトイレタンク内などの各部品、配管などの寿命は約7〜10年前後。
また使用年数がたてばたつほど、便器・便座のが変色したり、汚れが落ちづらくなることも…。
「寿命は分かったけど、実際どんなときに交換する人が多いの?」
「交換時期の目安を知りたい!」
トイレの交換時期の目安となるのは次の4つです。
- ヒビ割れ・キズができた
- 各部品、配管が劣化・故障した
- 汚れ、悪臭が気になる
- 新しい機能がほしい
さらに詳しくみていくので、「我が家のトイレ、交換するかどうか悩むなぁ…。」という方はぜひ参考にしてくださいね。
目安①トイレにヒビ割れ、キズができた
「便座にヒビが入った!キズができた!」という声は、意外と多いんです。
やば、便器欠けた....
— (人) ハク (@BaiRiMeng1978) January 13, 2020
割れた便器に肉挟まれて泣きそうなった。 pic.twitter.com/ngDkC1SIsb
— おち (@ot_rd) January 16, 2020
トイレ本体は丈夫な陶器でできているので、基本的には割れにくいです。
しかし地震でものが落ちて割れた、掃除のときうっかりものを落として割れてしまった…ということも。
このようにトイレにヒビ割れやキズがあるまま使用すると、ケガをしたり水漏れする可能性があります…!
そのためトイレにヒビ割れやキズができたときは、早めの交換が必要です。
ちなみに便座が割れた場合、お使いのトイレによっては便座の交換だけで済むこともあります。
目安②トイレの各部品、配管が劣化・故障した
タンク内などのトイレの各部品、配管の寿命は約7〜10年前後でしたよね。
寿命を迎えたまま使い続けると、次のようなトラブルが起きることがあります。
- 水漏れ
- トイレつまり
- レバーが戻らない・空回りする
ちなみにトイレタンクの中だけでも、これだけの部品があります。
- アーム
- ボールタップ
- 浮き玉
- オーバーフロー管
- ゴムフロート
また温水洗浄便座には次のような部品があります。
- 洗浄ノズル
- バルブユニット
- 給水フィルター
- 操作パネル・リモコン
「トイレって意外とたくさんの部品があるんだなぁ…」
そうなんです!
部品が壊れるタイミングはさまざま。
それぞれの部品が壊れるたびに修理していると、意外と費用がかかるんです…。
もしトイレの使用年数が10年前後になっていたら、思い切って新しいものに交換するのも1つの手ですよ。
目安③トイレの汚れ、悪臭が気になりはじめた
トイレを長年使っていると汚れがこびりついてしまい、それが悪臭の原因になります…。
場所 | 汚れの種類 | 原因 |
木質系の床とトイレの間 | シミ | 尿中のアンモニア |
便器内 | 水あか | 水の中の汚れ |
便器内 | ピンク色の汚れ | 汚れをエサとするバクテリア |
便器内 | 黒ずみ | カビなどの微生物 |
便座・温水洗浄便座の操作パネル | 黒ずみ | 皮脂汚れ、ホコリ |
トイレの種類によっては、掃除がしにくいこともあります。
とくに便器の内側は凸凹しているため、落とすのが大変で汚れがこびりつきやすいです…。
しかし最新型のトイレは掃除がしやすい構造になっていたり、自動洗浄機能があって便器内が汚れにくくなっているものもあります。
「とにかく掃除が大変…。」
「どんなに掃除をしても汚れやにおいがこびりついて取れない…!」
という方は、最新型への交換を検討してみてもいいかもしれないですね。
目安④新しい機能がほしい!
今のトイレにはない、最新の機能がほしいという方で交換を検討する方も多いです。
「最新型のトイレってどうすごいの?」
最新型のトイレの特徴は大きく次の4つです。
最新型トイレの特徴4つ
- 節水機能にすぐれている
- 節電機能にすぐれている
- 汚れがつきにくく、掃除がしやすい
- 便利な機能がついている
4つの特徴をさらに詳しく紹介していきますね!
特徴①節水機能にすぐれている
「最新型のトイレは節水機能がすごい!」
と耳にしたことがある方は多いと思います。
そこで「どこがすごいのか?」というのを掘り下げて紹介していきます。
1990年代頃までの一般的なトイレは、1回の洗浄に13L前後の水を使っていました。
しかし最新型の節水トイレであれば、3.8〜6L前後とこれまでの半分以下の水ですみます。
最新型のトイレが少ない水でも流せる理由は、トイレの水流です。
古いトイレと最新型のトイレの水流には次のような違いがあります。
古いトイレ | 最新型のトイレ | |
水流 | 縦方向 | うずまき状 |
水量 | 多い | 少ない量で全体を洗浄できる |
汚れ | スジ状に残る | 残りにくい |
もちろん新しいものに交換するのにお金はかかりますが、長期的に見れば交換したほうがおトクになることも。
まずはお使いのトイレの型番を見て、最新型のものと洗浄水量と比較してみましょう!
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特徴②節電機能にすぐれている
温水洗浄便座、暖房便座を使うときに「電気代が気になる…」という方も多いと思います。
しかし最新型には次のような節電機能があります。
- フタの自動開閉:閉め忘れがなくなることで保温性が高まり、節電に
- 自動節電モード:トイレを使わない時間帯を学習し、自動的に節電を行う
このような機能があれば「フタをあけっぱなしだった!」「電源を切り忘れて家を出てきてしまった…」とガッカリすることもなくなりますよね。
このように最新型のトイレは節電の性能が高まっているので、光熱費を抑えられる可能性があります。
「温水洗浄や暖房機能を使いたいけど、お財布事情も気になる…」
という方は「どのような節電機能があるか?」を交換前にチェックしましょう!
特徴③汚れがつきにくく、掃除がしやすい
最新型のトイレは、トイレの形状や機能面から掃除のしやすさが追求されています。
例えば次のとおり。
- 掃除がしやすい形状
汚れが入り込む凸凹やスキマ、つなぎ目がすくない
- リフトアップ機能
便座が持ち上がるので、スキマを掃除しやすい
- フチなしトイレ
汚れがつきやすい便器のフチがカットされている
- 自動洗浄機能
使用直後や一定時間に使用がないときに、自動洗浄をする
- 汚れがつきにくい素材
汚れやキズがつきにくい素材が使われている
- 尿ハネ防止
水表面の泡がクッションとなり、ハネを防止する
汚れがつきにくく掃除がしやすいトイレであれば、気になるにおいも防げます!
特徴④便利な機能が付いている
最新型のトイレには節水・節電、掃除機能の他にも、次のような便利な機能がついています。
最新型トイレの便利機能
- 温風乾燥機能
温水洗浄後に、温風でおしりを乾かしてくれる
- 着座センサー
人が座るとスイッチが入るので、誤作動やいたずらを防げる
- フタの自動開閉
かがむ姿勢がつらい方や、小さなお子さんがいる家庭で重宝
- 高齢者向け機能
アームレスト、トイレリフトなど立ち座りが楽になる
このような機能はトイレの故障や介護が必要な方がいるとき、リフォームのついでにつけようかな?と考える方が多いです。
交換前に知っておきたい!便器・便座の種類と機能
ここまでトイレの寿命と交換時期の目安を見てきました!
また最新型トイレの機能も、おわかりいただけたかと思います。
ここからはトイレを交換する前にぜひ知っておいてほしい、トイレの基礎知識として次の2つを紹介します。
- 便器の種類
- 便座の種類
これを知っておけばトイレ交換に失敗せずにすみますよ◎
それではみていきましょう!
便器の種類
便器には大きく次の3つの種類があります。
- 組み合わせ型
- タンク一体型
- タンクレス型
それぞれの便器の特徴や、交換するメリット・デメリットをそれぞれみていきましょう!
【タンクと便器が別々】組み合わせ型
組み合わせ型とは、タンクと便器が別々になっているトイレです。
組み合わせ型のメリットは次のとおり。
- どちらかが壊れても別々に修理・交換できる
- 比較的安く交換できる
タンクと便器が別々になっていれば、壊れたほうだけを修理・交換すればいいので費用がおさえられます。
デメリットは掃除がしづらいこと。
組み合わせ型のトイレは、タンクとトイレのすき間、手の届きにくいタンクの裏にホコリがたまりやすいのです。そのため掃除に手間がかかってしまいます。
【タンクと便器が一体化】タンク一体型
タンク一体型は、 タンクと便器がくっついているタイプのトイレ。
モダンでスッキリした見た目ですよね✨
メリットは掃除がしやすいこと。
また手洗い管の設置もできますよ。
デメリットは、万が一壊れてしまった場合に費用や手間がかかることです。
タンクと便器が一体化しているため、どちらかが壊れたときにどちらかを分解して直すということができません。
手間がかかるぶん、修理や交換に費用がかかってしまいます。
【タンクが付いていない】タンクレス型
タンクレス型トイレは、名前のとおりタンクがついていないトイレです。
「どうしてタンクがないの?」
タンクがない理由は、水道から直接水を引いているからです。
タンクレス型のメリットは次のとおりです。
- スタイリッシュな見た目
- トイレを広く感じさせることができる
デメリットは手洗い管がつけられないこと。
手を洗う場所を別に設置する必要があるため、逆にトイレが狭く感じることも…。
またタンクレストイレはお手入れもラクですが、トラブルがあったときにはご自分での修理が難しいという点をおさえておきましょう。
便座の種類
トイレの便座には大きく次の3つの種類があります。
- 普通便座
- 温水洗浄便座
- 暖房便座
普通便座は、機能がなにもついていないノーマルな便座です。
温水洗浄便座は、おしり洗浄・ビデ洗浄などの機能がついた便座のこと。
暖房便座は、便座を温める機能があるものです。
温水洗浄便座、暖房便座の機能はどんどん進化していますが、多機能なものほどやはり値段が高くなります。
いざ多機能なものに交換してから「この機能全然使わないな…」というものがあると、損した気持ちになってしまいますよね。
そうならないためにも交換前に「本当にこの機能を使うだろうか?」としっかり考えておきましょう!
トイレ交換に関するQ&A
最後にトイレの交換に関するよくある質問を紹介します!
トイレ交換は自分でできるの?
ご自分での交換はオススメしません。
シンプルな組み合わせ型トイレだけであれば、ご自分で交換できることもあります。
しかしプロとしては、水漏れや感電のリスクがあるためオススメできません…。
水漏れをする理由の1つに、トイレの設置不良があります。
ご自分で交換すると、設置不良が起きやすく水漏れの原因に…。
水漏れが起きると感電のリスクも高まります。
また「トイレの室内にコンセントがないけど、温水洗浄便座を設置したい!」という場合、電気工事が必要に…。
思わぬトラブルを避けるためにも、トイレ交換は水回りの知識や工事経験が豊富な専門の業者に依頼しましょう。
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トイレ交換にかかる費用はいくら?
相場は15〜30万円前後。メーカーや交換部品によって変わります。
お使いのトイレのメーカーや交換部品によって変わりますが、トイレ交換費用の相場は15〜30万円前後です。
トイレの交換費用の内訳は次のようになっています。
トイレの交換費用=トイレ本体費用+工事費用+処分費用
トイレ本体費用、工事費用はメーカーや交換する部品によって大きく変わってきます。
そのため一概に〇〇円とお伝えできないのが正直なところ。
詳しい交換費用を知りたい場合は、業者に見積もりを取ってもらうようにしましょう!
トイレの交換費用についてさらに詳しく知りたい方は、コチラの記事がオススメです。
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トイレを長持ちさせる方法って?
定期的な点検とお掃除がオススメです。
トイレをできるだけ長く使うコツは、定期的な点検とお掃除です。
次の箇所を年に1回は点検しましょう。
点検箇所 | 点検ポイント |
トイレレバー | ガタツキがないか? ゆるみがないか? 空回りがないか? |
便器・便座 | ヒビ割れ、欠けがないか? ガタツキがないか? 便座が異常に熱くないか? |
タンク | ヒビ割れ・欠けがないか? ガタツキや緩みがないか? |
便座とタンクの間 | 水漏れがないか? |
便器と床の間 | 水漏れがないか? シミがないか? |
電源プラグ | ホコリがついていないか? ★月に1回の点検がオススメです。 |
止水栓・給水管 | 水漏れがないか? サビがないか? |
点検時に水漏れなどのトラブルが見つかったら、ぜひ私たち水の110番救急車までお気軽にご相談くださいね!
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
トイレの交換時期の目安は次の4つでした。
- ヒビ割れ、キズができたとき
- 各部品、配管が劣化・故障したとき
- 汚れ、悪臭が気になるとき
- 新しい機能がほしいとき
トイレの各部品や配管の寿命は、7〜10年前後。
水トラブル専門業者の視点からも大きなトラブルがおきる前に、点検や修理をするのがオススメです!
最新型のトイレは節水・節電機能がすぐれているので、長い目で見れば交換したほうが大きな節約につながることも。
「設置から10年がたって、なんだか調子が悪いことが増えてきたな…。」
という方は交換も検討してみてくださいね。
ちなみに私たち水の110番救急車でも、水トラブルの修理だけでなくトイレやトイレの部品交換まで幅広く対応しています!
- 和式トイレから洋式トイレへの交換
- 普通便座から温水洗浄便座への交換
- 最新型の節水トイレへの交換
便座の交換だけであれば、スグに対応できることもあります。
「トイレが水漏れした!ついでに交換してもらおうかな?」
「10年以上使っているトイレ…。そろそろ交換時期かも?」
という方はぜひ私たちにご相談くださいね!
水の110番救急車の無料相談ダイヤルはこちらです!
050-3000-4096
この記事を読んで、あなたが感じていたトイレ交換のモヤモヤがスッキリしますように!