ご自分でできるトイレつまりの直し方9選!今すぐ簡単にできる修理法
「トイレがつまった…!どうやって直せばいいんだろう」
「つまりって自分で直せるのかな?」
「水の110番救急車」のカワタです。
トイレがつまってしまうとかなり焦りますよね…。
もし便器から汚水があふれたら…そんな不安を感じてしまうかもしれません。
ただ、慌てるあまり「もう一回水を流してみよう」とするのはNG!
トイレつまりは水を流しても直る可能性が低いんです。
またつまった原因によって直し方が変わるので、「なぜつまったのか?」をしっかりと確認する必要があります。
原因をしっかりと把握し、確実な方法でトイレつまりを直しましょう!
この記事では、ご自分でできるトイレつまりの直し方9選をまとめてご紹介。
原因や症状なども踏まえて丁寧に説明しますね。
この記事を読んで、トイレつまりの悩みが解決されるのを祈っています。
それでは参りましょう!
※「早くトイレつまりを直したい!」そんな方は水の110番救急車にお任せください。
最短30分でお伺いし、つまりをスムーズに解消いたします!
さらに全国対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
トイレつまりでよくある症状
まずはトイレつまりでよくある症状をご説明します!
つまっている状況と照らし合わせて、本当にトイレがつまっているのか・どの症状が当てはまるのかを確かめてみましょう。
よく見られる症状がこちらです。
- 便器にたまった水が流れづらい
- 便器の水位が高い
- トイレから「ボコボコ」と音がする
- 異臭がする
それぞれの症状について、特徴を詳しくご説明しますね!
便器にたまった水が流れづらい
これは便器の水を流しても、水の流れが悪いケースです。
つまりが原因で、水が流れづらい・水位が一時的に高くなるといった症状が出てきます。
便器の水位が高い
これは便器内の水が流れず、どんどん溜まってしまうようなケース。
1時間以上水位が高いまま・便器の汚水があふれるといった症状が出てきます。
トイレから「ボコボコ」と音がする
これはトイレつまりで水の流れが悪くなっているために起きるケース。
トイレの排水管から空気が上がり、「ボコボコ」と音が聞こえてくる症状があるんです。
一方でこの症状はトイレつまり以外でも起きる場合があります!
- 雨・台風による下水道の空気の逆流
- 汚水枡のつまり
雨や台風の日は雨水で下水道がいっぱいになります。
すると下水道から空気が逆流し「ボコボコ」と鳴ってしまうんです。
また汚水枡のつまりも異音の原因のひとつ。
汚水枡(おすいます)とは、お家の排水管と公共の下水道の間にあり、ゴミを沈める役割を持っています。
トイレをつまらせた覚えがなく、かつ雨や台風の日ではない場合は、汚水枡がつまっているかもしれません。
そのまま放っておくと汚水が逆流してくる可能性もありますので、一度水道のプロにご相談することをオススメします。
異臭がする
これはトイレつまりによって、便器に溜まった水が抜けすぎてしまうケース。
「毛細管現象」によって水が排水管へと過剰に流れてしまうんですね。
毛筆の先端に墨汁をつけると、墨汁が上に向かって染みていく、あの現象です。
便器の水がなくなると排水管から下水の臭いが上がり、異臭がする症状が起きてしまいます。
さて、トイレがつまるとどんな症状が起きるのかをご説明しました。
あなたのトイレでも、同じような症状が起きているのではないでしょうか?
同じような症状が起きている場合、トイレがつまっている可能性がとても高いといえます!
では、なぜあなたのトイレはつまってしまったのでしょうか?
適切で効果的な方法で修理するためにも、原因を探ってみましょう。
もしお伝えしていない症状が出ている場合は、つまりではないトラブルが発生しているかも。
以下の記事ではトイレ全般の修理についてご説明していますので、ぜひ参考にしてください。
トイレがつまる原因とは?
それではトイレがつまってしまう3つの原因をご説明します!
- トイレットペーパーなどを大量に流した
- 水流が少なく流れきれなかった
- 固形物を流した
こういった原因がトイレつまりを引き起こしているんですね。
またトイレがつまった場合、次の箇所がつまっている可能性が高いんです。
- せき
- 排水管の細くなっている箇所
- 排水管
トイレは排水管までの流れがカーブを描いており、イヤな匂い・虫が上がるのを防ぐため水が溜まるようになっています。
ただ大量のトイレットペーパーや固形物が流すと、せき・細くなる箇所などで引っ掛かり、つまりが発生するんです…。
つまりがちな箇所も確認していただいたところで、原因を詳しくご紹介していきますね!
(1)トイレットペーパーなどを大量に流した
トイレつまりでもっとも多い原因は、トイレットペーパーや便などを大量に流したこと。
「トイレつまり=トイレットペーパーが原因」とイメージする方は多いのではないでしょうか?
本来、トイレットペーパーは水に溶けやすいため、適量であれば問題なく流れます。
しかし一度に大量に流そうとしてしまうと、水が十分に染み込まず、溶けきれないものが出てきてしまうんです。
その結果、溶けなかったトイレットペーパーが流れず、つまりの原因になってしまうんですね。
(2)水量が少なく流れきれなかった
いつも通りトイレを使っていたのにつまった場合、水量が少なく流れきれなかったことが原因の可能性があります!
例えば、普段通りのトイレットペーパーの量を流すときでも、「小」で流すのは危険です。
水量が少ないせいでトイレットペーパーを溶かしきれず、つまる可能性があります。
さらにタンクの部品が壊れていたり、タンク内にペットボトルを入れて節水したりすると、「大」でも水量がかなり減ってしまうんです。
するとトイレットペーパーが溶けず、つまりを引き起こすかもしれません。
もしタンクの故障で水量が少ないなら、タンクを修理してつまりを防ぎましょう!
(3)固形物を流した
トイレに流してはいけない固形物を流してしまうと、便器の奥や排水管に引っかかりつまってしまいます。
トイレに流してしまいがちな固形物は次のようなものが多いです!
- 排泄用品
- 食べ残し・吐瀉物
- ペット用品
- プラスチック製品
- トイレに置いてあるもの
なお固形物を流してしまった場合、専門業者へのご依頼がオススメ!
固形物がより奥に流れてつまれば、修理はもっと難しくなってしまうんです。
「水の110番救急車」には水まわりの専門家が在籍しており、すぐに修理が完了します。
お急ぎの方にもご安心いただけるかと思いますので、お気軽にご相談くださいね。
排泄用品
オムツ・おしりふき・パッドを流すと、つまりの原因となってしまいます。
また排泄用品とは少し違いますが、生理用ナプキンも流せばつまってしまうんです。
これらをトイレに流してしまうと、最悪の場合は便器を外して取り出すことになります。
作業はご自分でするにはあまりに難しいですし、精神的にもキツい作業です。
さらに業者に頼むとなると、一般的なつまり修理よりも高い費用がかかってしまいます。
便座を外すという一手間によって、費用が大きく左右されてしまうんですね。
食べ残し・吐瀉物
ご飯の食べ残しや吐瀉物を流し、つまってしまうこともあるんです。
そもそもトイレはこれらのものが流れるのを想定していないため、大量に流すとつまりが発生します。
吐瀉物はまだしも、食べ残しをトイレに流すことは絶対に控えてくださいね!
ペット用品
ペットシーツ・トイレ用の砂・オムツなどのペット用品を流すことも、つまりの原因となり得ます。
トイレ用の砂の場合、商品によっては「トイレに流せる」ものがありますが、基本的にはゴミ箱に捨てましょう。
なぜなら、トイレ用の砂にはペットのフンが混ざっているから。
ペットのフンには体毛が多く混ざっているため、水に溶けにくくつまりやすいんです。
プラスチック製品
おもちゃ・掃除グッズのフタ・スポンジ・検尿カップといったプラスチック製品もつまりの原因となります。
おもちゃを流してしまった方の事情を聞いてみると、「子供が用を足すときに一緒に持って行き落としてしまった」「イタズラで流してしまった」というケースが多いです。
また掃除グッズは、トイレの掃除中に誤って流してしまうケースが発生しています。
トイレに置いてあるもの
トイレの壁にかかったタオルや置き物も、誤ってトイレに流してしまう可能性があります。
タオルは洗濯や手を拭く際に誤って落とし、流す方がたまにいらっしゃいます。
また置き物は気づかずに落としたり、トイレを流す最中にぶつかって落とすことがあるようです。
トイレつまりの危険を考えると、できるだけトイレには物を飾らないようにした方が良いでしょう。
さて、トイレつまりの原因についてご紹介してきました。
あなたのトイレがつまってしまった原因は何か、見当はついたでしょうか?
それでは次にトイレつまりの直し方をご説明しますね!
ご自分でできる!トイレつまりを直す方法9選
これからトイレつまりを直す9つの方法を原因ごとにご紹介します。
なぜかというと原因に合った直し方をしないと効果がないから。
先ほどは、次の3つが原因だとご紹介しましたね。
- トイレットペーパーなどを大量に流した
- 水量が少なく流れきれなかった
- 固形物を流した
トイレットペーパーなど水に溶けるものをつまらせた「1・2」と、固形物など水に溶けないものをつまらせた「3」に分けて直し方を説明します。
最初に「1.トイレットペーパーなどを大量に流した」「2.水量が少なく流れきれなかった」が原因でつまらせた方向けの直し方をご紹介します!
トイレつまりの9つの直し方は以下の通りです。
- お湯だけで流す方法
- 洗剤とお湯で流す方法
- 重曹とお酢で流す方法
- ビニール袋で流す方法
- ペットボトルで流す方法
- ラバーカップで流す方法
- 真空式パイプクリーナーで流す方法
- ワイヤー式パイプクリーナーで流す方法
- ハンガーで流す方法
では、それぞれの直し方について詳しく見ていきましょう。
(1)お湯だけで流す方法
まずはお湯だけで流す方法について。
この方法では、お湯でトイレットペーパーや便を柔らかくすることで、つまりを直します。
水をただ流すよりも、お湯の方がつまりの原因を溶かしやすいんですね。
用意するものは、バケツ2つ・お湯(3〜5リットル)です。
熱すぎると便器が割れてしまうので、40〜50度くらいのお湯を用意しましょう。
- コップ・灯油ポンプなどを使い、便器の水をできる限りバケツに移す
- 便器から50cmほどの高さから、排水口に向かってお湯を流す
- 2の工程を2〜3回繰り返す
- 1時間ほど放っておく
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
2で高い場所からお湯を流すのは、水流に勢いをつけるためです。
この方法はとてもカンタンにできるので、トイレがつまったらとりあえず試してみてもいいかもしれませんね。
(2)洗剤とお湯で流す方法
続いて紹介するのは、食器用洗剤を使う方法です!
先ほどご紹介したお湯と合わせて使うことで、つまりの元がより流れやすくなります。
こちらもカンタンにできるので、ぜひ試してみてくださいね。
用意するものは、バケツ・食器用洗剤(100cc)・お湯(3〜5リットル)。
こちらもお湯を使いますが、必ず40〜50度の熱すぎないお湯を使いましょう!
- コップ・灯油ポンプなどを使い、便器の水をできる限りバケツに移す
- 食器用洗剤(100cc)を便器に入れる
- お湯をゆっくりと流す
- 20〜30分放っておく
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
勢いよく入れると、洗剤の泡がたくさんできてしまいます。
(3)重曹とお酢で流す方法
重曹とお酢を使うことで、トイレつまりを解消できるケースもあります。
必要なものは以下の通り。
- 重曹:1カップ
- お酢(クエン酸):2分の1カップ(100cc)
- お湯(40〜50度)
- 計量カップ
- ゴム手袋
- バケツ
重曹とお酢の分量は2:1になるように入れましょう。
またお湯が熱すぎると陶器製の便器にヒビが入ってしまったり、排水管が故障してしまう恐れがあったりするので注意してくださいね!
- 便器に溜まっている水を取り除く
- 重曹を入れる
- お酢を入れる
- お湯を便器の半分くらいまで注ぎ、1時間待つ
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
注意が必要なのは、先に重曹を入れてからお酢を入れるということ。
逆の手順だと泡の出方が悪くなってしまうため、発泡作用を長く持続させるためにも注意してくださいね!
なお詳しい手順は以下の記事にもまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。
(4)ビニール袋で流す方法
ビニール袋でもトイレつまりは直せます!
ペットボトルよりも直し方をイメージしづらいが多いかもしれませんね。
こちらの方法はかなり簡単ですが、トイレに手を入れる必要があります。
心理的なハードルは高いですね…。
用意するものは、ビニール袋(2枚)・ゴム手袋・バケツです!
- ゴム手袋を手にはめる
- ビニール袋を二重にし、手を握り拳にして中に入れる
- ビニール袋ごとトイレの排水口に入れる
- 拳を排水口に押し込み、引き抜く
- 4を何回か行う
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
先ほどのペットボトルで流す方法と同じように、排水管内の水圧を変化させてつまりを流すという仕組みです。
(5)ペットボトルで流す方法
「ペットボトルでトイレのつまりは直るの…?」と思われる方がいるかもしれませんが、正しい手順で作業すればペットボトルでも直せるんです。
用意するものは、ペットボトル(500ml)・カッター(ハサミでも可)・ゴム手袋・バケツ!
次のような手順で作業してくださいね。
- ペットボトルの底から1cm上のあたりを、カッターなどで切断する
- ゴム手袋を手にはめる
- ペットボトルの口側を手で塞ぎ、ペットボトルの底側を排水口に勢いよく押し込む
- そのままペットボトルを引き抜く
- 3〜4を何回か行う
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
以上です。
3〜4の動作を行うと、トイレの排水管内の水圧が変化します。
するとつまったものが流れていくという仕組みです。
手軽にできる方法かと思いますので、ぜひ試してみてくださいね!
(6)ラバーカップで流す方法
トイレつまりではおなじみの、ラバーカップで直す方法をご紹介します。
「スッポン」や「パッコン」という呼び名のイメージがあるかもしれません。
…とはいえ、ラバーカップの正しい使い方を知っている方は少ないのではないでしょうか?
実はラバーカップは水圧の変化でつまったものを流し出す道具です。
これから正しい使い方をご紹介しますね!
用意するものは、ラバーカップ・バケツです。
- ラバーカップを排水口につけて、ゆっくりと押しつける
- これ以上押し付けられなくなったら、勢いよく引っ張る
- 2を何回か行う
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
ラバーカップは手軽に買えますし、手順も難しくありません。
お家にひとつは置いておくといいでしょう!
実際にラバーカップでつまりを直している動画がありますので、ぜひ作業の参考にしてくださいね。
また以下の記事ではラバーカップを使う前の注意点、さらにイラスト付きで実際の使い方などを詳しくご紹介しております。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね!
(7)真空式パイプクリーナーで流す方法
「真空式パイプクリーナー」…聞き覚えがないかもしれませんね。
こちらはトイレをはじめ、台所などのパイプつまりを直すグッズ。
先ほどご紹介したラバーカップよりも、強力な吸引力でつまりを取ってくれるスグレモノなんですよ!
用意するものは、真空式パイプクリーナー・バケツです。
- パイプクリーナーを排水口にしっかりと押しつける
- レバーを数回上下させ、パイプクリーナーを排水口から離す
- 2を何回か行い、「ボコッ」と水が流れるまで続ける
- バケツに入れた水を流し、便器から水が流れたら成功
力をそこまで使わずにつまりを直せるため、とても便利です。
しかし丁寧に作業しないと、レバーを握った手に汚水が逆流してしまうことも…。
少しコツが必要ですが、つまりに悩まされる方はぜひ使ってみてくださいね!
(8)ワイヤー式パイプクリーナーで流す方法
ワイヤー式パイプクリーナーというグッズを使うと、トイレつまりを直せます!
このグッズはワイヤーの先端についた器具で、つまりの原因をゴリゴリと削ることで直すものです。
ホームセンターでも売っていますので、もしものときに備えて持っておいてもいいですね。
必要なものはワイヤー式パイプクリーナーとバケツです。
- ワイヤーを便器に入れる
- ハンドルをくるくると回し、つまりの原因を削る
- バケツに入れた水を流し、便器から水が流れたら成功
これまでの直し方とは違い、つまりを物理的に排除することがわかるかと思います。
ワイヤーを取り出すと、トイレットペーパーなどつまりの原因が付いているかもしれませんね。
なおワイヤー式パイプクリーナーと似た方法で、かつお金をほぼかけずに直せる可能性もあるんです。
次にご紹介しますね!
(9)ハンガーで流す方法
この方法は、針金ハンガーを曲げて排水管に入れることで、つまったものを押し出すというもの。
針金ハンガーとペンチさえあればできる、とてもカンタンな方法ですよ!
用意するものは、バケツ・針金ハンガー・ペンチ。
ハンガーは、手でも曲げられるような柔らかいものを使いましょう!
- ハンガーのグルグル巻きになっている部分をペンチで切り落とす
- ハンガーをまっすぐな棒状にする
- 片側を丸く曲げて、握り拳くらいの円を作る
- 円を排水口に入れる
- つまった部分に到着したら、小刻みに動かして削る
- つまった部分が削られ、水が流れはじめる
- バケツに入れた水を少しずつ流し、便器から水が流れたら成功
なお、この方法は手軽にできますが、乱暴に出し入れすると便器がキズついてしまいます。
ここまで水に溶けるものをつまらせた場合の、トイレつまりの直し方をご紹介してきました。
ご紹介した方法をもとに、修理にチャレンジしてくださいね。
では次に、トイレつまりでやってはいけない直し方をご説明します!
下のボタンからぜひチェックしてください。
なお「自分でトイレつまりを直せるか不安…」という方は水の110番救急車にお任せください。
水まわりのプロが最短30分でお伺いし、原因に合わせた方法で改善いたします!
お困りの方はどうぞお気軽にご相談くださいね。
固形物をつまらせた場合に直す方法
さて、ここでは固形物をトイレにつまらせた場合の直し方をご紹介します!
固形物をつまらせた上で重要なのは、固形物を取り出すこと。
本来トイレには流してはいけないものが流れてしまっているので、排水管の奥に流しても、またつまってしまう可能性があります。
固形物をつまらせた場合の直し方は、手を使い急いでつまりを取り出すこと!
なぜ急ぐ必要があるかというと、オムツやパッドなどの水を吸う固形物は膨らむから。
これらは「吸水性ポリマー」という素材を使っているのですが、水を吸うと3倍近く膨らんでしまうんですね。
ですので、手で直接つまりを取り出しましょう。
精神的につらいかもしれませんが、確実にすぐ取り出すにはこの方法がベストなんです。
用意するのはゴム手袋(腕の部分が長めのもの)・バケツ。
まずは手を入れるときに汚水が溢れてしまうのを防ぐため、便器内に溜まった水をバケツで汲み出しましょう!
コップや灯油ポンプを使うと効率よく汲み出せます。
次にゴム手袋をはめて排水口に手を入れ、つまったものを取り出します。
さて、水を吸う固形物をつまらせた場合の直し方をご紹介しました。
ただ直し方を見た方の中には、「汚いからやりたくない…」という方がいるかと思います。
トイレに手を入れるのは精神的にキツいですよね…。
「どうしてもやりたくないな…」という方は、ぜひ「水の110番救急車」にご相談ください!
最短30分でお家にお伺いし、トイレつまりを解消させていただきます。
お困りの際はお気軽にご相談くださいね。
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やってはいけない!つまりのNGな直し方4選
さて、トイレットペーパーなどをつまらせた場合の直し方を9つご紹介してきました。
ぜひ参考にしていただきたいと思います!
一方でトイレつまりには、やってはいけない直し方もいくつかあるんです。
やってしまいがちな4つの方法がこちら。
- とりあえず水で流す
- 熱湯で流す
- 強い薬剤を流す
- 便器を外す
なぜやってはいけないのかご説明しますね。
とりあえず水で流す
まずやってはいけないのが、いきなり水で流す方法。
トイレのつまりを水の勢いだけで直すのは、正直かなり厳しいんです!
もし水の勢いだけで直るのであれば、そもそもトイレットペーパーはつまりませんからね。
しかも、トイレがつまっているということは、水の通り口がふさがっている状態です。
その状態で水を勢いよく入れても、便器から水があふれるだけで終わってしまいますよ…!
熱湯で流す
「熱湯ならトイレットペーパーが溶けやすいでしょ!」と考えて、アツアツの熱湯を入れるのもNGです!
便器は基本的に陶器でできており、熱に強くありません。
ですから、煮立っているような熱湯を入れてしまうと、ヒビが入って壊れる可能性が高いんですね!
もしヒビが入れば、便器ごとすべて交換するという最悪な結末になってしまいます…。
高い交換費用を防ぐためにも、お湯を入れるときは40〜50度の熱すぎないお湯を入れてくださいね。
強い薬剤を流す
塩酸などを使った強い薬剤も、トイレつまりにはあまり効果がありません。
なぜなら、トイレットペーパーなどに薬剤をかけたところで、そこまで溶けないから。
むしろ便器を痛めてしまいます!
さらに取り扱いを間違ってしまえば、ガスを吸い込んでケガをする恐れも…。
より安全で、効果的に直す方法はありますから、ムリに薬剤を使う必要はありません!
便器を外す
ご依頼いただいたお客様の中には便器を外してつまりを取ろうとした方がいらっしゃいました。
もちろん、正しい方法で行えばつまりが取りやすくなりますが、業者ではない方が便器を外すことはオススメできません。
外す作業はかなりの手間と時間を使いますし、ムリにやってもつまりを直せる保証もないんですね…。
さらに便器を外すと、汚水・汚物が床についてしまう可能性があります…。
そうなれば精神的・衛生的にもかなり辛いですよね。
ですから、基本的に便器は外さないようにしましょう!
トイレつまりは放置すれば直る?
ここまでトイレつまりの直し方をご紹介してきましたが、実は放置しておけば直ることがあるんです。
放置で直る可能性があるケースを知っておけば、修理作業や業者への依頼をすべきかどうかの基準にもなります。
しっかりとチェックしておきましょう!
放置したら直る可能性があるケース
放っているだけで直る可能性があるのは、次のものをつまらせたケース。
- トイレットペーパー
- 便
- 水に溶ける掃除シート
これらは水に溶けやすいため、放置することでバラバラになり、いつの間にかつまりが直っていることがあるんです!
ですので水に溶けやすいものをつまらせて、かつ仕事や家事などですぐに直す作業ができない場合は、3時間ほど放置してから水を流してみましょう。
運がよければつまりが直っているかもしれません!
ただし必ず自然に直るとは限りませんし、つまった状態で水を流せば溢れてきてしまうかもしれません。
放置すると悪化するケース
次のようなものをつまらせたときは、放っておくとトイレつまりが悪化してしまいます。
- オムツ
- パッド
- ナプキン
なぜ悪化してしまうかというと、水を吸って大きく膨らんでしまうから!
これらは「吸水性ポリマー」という水を吸う素材でできていることが多く、水にひたして放置すると3倍近い大きさに膨らんでしまうんです。
ですのでトイレにつまらせたまま放置すると、水がますます流れなくなったり、取り出すのが難しくなったりしてしまいます。
オムツなどの水を吸うものをつまらせた場合、この後お伝えする方法ですぐに取り出すか、水道のプロに依頼してください。
トイレつまりを直すなら業者依頼がベスト!
いざトイレつまりを直してもらうよう依頼しようとしても、全然知識がないという方が多いかと思います。
一度も利用したことがない方なら尚更ですよね。
ですので、ここからは水道業者に関する次のような情報をまとめてご紹介します!
- 業者に頼む場合の費用相場
- 業者を選ぶときの注意点
業者に頼むときのの費用相場
水道業者に依頼した場合の費用相場は「20,000円〜」です。
なぜ前後という言葉を使っているかというと、つまりの状況によって費用はバラバラだから。
トイレつまりの場合、つまっている箇所・使う道具・作業内容などによって費用が大きく変わるんですね。
ですので「20,000円〜」という費用相場は、あくまで目安として参考にしていただければ幸いです!
トイレつまりを業者に直してもらう時の料金については、以下の記事でより詳しくまとめています。
実際の修理事例を踏まえてご説明していますので、気になる方はぜひご覧ください。
業者を選ぶときの注意点
続いてご紹介するのは、水道業者を選ぶときのポイント。
業者を選ぶ際は、サイトやチラシなどを参考にするかと思います。
そのときは次の「4つのポイント」をチェックしてくださいね。
- 事前見積もりは無料か
- すぐに駆けつけてくれるか
- 見積もり金額よりも金額が上がらないか
- アフターフォローはあるか
以上の4つに関する情報がサイトなどに載っていなければ、依頼を一度考え直した方がいいかもしれません。
もし見つけられないようであれば、電話で聞いてみるのもいいですね。
また水道業者の中には、相場よりも高い金額を請求するようなところもあります。
業者を見分けるためにも、次の3つをしっかりとチェックしておきましょう。
- 事前に見積もりを出してこない
- 別の工事を強引に勧めてくる
- 水道局の職員・依頼だと名乗っている
まず事前に見積もりを出さず、「実際に作業してみないとわからない」と言ってきた場合は理由を聞いてみてください。
正当で、かつあなたが納得できるような理由かどうか確認してみましょう。
強引に別の工事を勧めてくる場合も注意が必要です。
なぜ工事が必要なのか、今すぐすべきなのかなど質問をし、納得できる回答がくるか確かめてみてくださいね。
突然やってきた業者には注意!
ここまで業者選びの情報をご紹介してきましたが、業者の中には飛び込み営業してくる方もいます。
その中で注意すべきは「水道局の依頼で、この地域一帯の排水まわりを修理している」と名乗り、排水まわりをチェックしようとするケース。
このような業者は全国で問題となっており、行政が注意喚起するほどなんです。
(参考:悪質な水道修理業者にご注意を!! | くらしと水道 | 東京都水道局)
[+] もっと詳しく
ちなみに以下の記事では、業者の選び方や注意すべき業者、さらにトラブルへの対処法を詳しくまとめています!
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
トイレつまりは「水の110番救急車」にお任せ
なお「水の110番救急車」では、日々トイレつまりの修理依頼を受けております。
弊社の作業スタッフは、毎日多くの水トラブルを修理するとともに、日々修理について研修を重ねています。
このような技術力のあるプロならではの作業で、すぐにトイレつまりを改善。
加えて、ご相談いただいてからお家に最短30分でお伺いします!
全国で対応しておりますので、お急ぎの方でも安心いただけるはずです。
またあくまで一例ではありますが、作業させていただいた事例をご紹介しますね。
洋式トイレにトイレットペーパーを大量に流したことでつまってしまい、流れなくなったとご相談をいただきました。
作業員が即日でお伺いすると、20年ほど使われた古いトイレだったため、慎重に作業開始。
専門器具を使って無事につまりを解消いたしました!
(修理費用:13,700円)
さらにWEBからのご依頼限定で、請求金額から1000円オフのクーポンがございます。
少しでも出費を抑えたい&お急ぎの方は、お気軽にご相談くださいね!
トイレつまりの予防法
では最後にトイレつまりの予防法をご紹介します!
実はトイレつまりはしっかりと予防すれば起きないんですね。
次の5つの予防法がございますので、ぜひチェックしてください。
- トイレットペーパーを大量に流さない
- 「トイレに流せる」製品を大量に流さない
- トイレを節水しすぎない
- 固形物を落としたら流さない
- トイレに物を置かない
それぞれ詳しくご説明しますね。
トイレットペーパーを大量に流さない
トイレつまりの一番の原因は、トイレットペーパーを大量に流すこと。
ですので、一度にトイレットペーパーを大量に流さないようにしましょう!
洋式便座であれば、排水口が見えなくなるほどトイレットペーパーを使った場合、一度「大」で流してください。
少量ずつこまめに流せば、つまる可能性を低くできます。
また海外製の安いトイレットペーパーを使う際は、よりこまめに流すよう意識してください!
「トイレに流せる」製品を大量に流さない
お掃除シートなどには「トイレにそのまま流せる」という謳い文句がある商品があります。
もちろん1、2枚程度であれば問題ありませんが、大量に流してしまうとつまりの危険性が高いです!
ですのでお掃除シートなどは1、2枚ごとに「大」で流すようにしましょう!
トイレを節水しすぎない
水道代節約のために、次のようなことをしている方がいらっしゃいます。
- タンクにペットボトルを入れる
- 「小」でしか流さない
たしかに家計への負担が減ることにつながりますが、節水によってトイレつまりが起きてしまえば修理費用がかかってしまう恐れがあります…!
結局元も子もないということになりかねません。
ですので、トイレットペーパーを多めに使ったときは必ず「大」で流すなど、適度に節水をしていただければと思います。
固形物を落としたら流さない
トイレつまりの厄介な原因である固形物。
もし便器に落としてしまった場合は流さず、必ず拾ってください!
「流れるだろう」と思って流してしまうと、トイレの奥の方でつまってしまいます。
そうなるとご自分で取り出すのは苦労しますし、業者に頼む場合は通常のつまりよりも高い費用がかかってしまうかもしれません…!
トイレに物を置かない
トイレに置き物や小物を置いている方は、できるだけ置かないようにすることをオススメします。
なぜならトイレに物をたくさん置いてしまうと、気づかない間に流してしまうような可能性があるから。
トイレを華やかにしたいというお気持ちは理解できますが、つまりが起こってからでは遅いため、できるだけ物を置かないようにしていただければと思います。
また少し話がズレますが、お子さんがいらっしゃる方はトイレに物を持ち込ませないようにするのがオススメ!
お子さんが誤って固形物を落とし、そのまま流してしまったことでトイレつまりが発生するケースがよくあるんですね。
できる限りトイレつまりのリスクを減らしていただければと思います!
ここまでトイレつまりの原因や直し方などの情報をご紹介してきました。
ただ、ここまで読んでいただいた方の中には、次のようなことを考えている方がいるかもしれません。
「いくら直し方を試しても直らない!」
「できれば自分で直す作業はしたくない…」
「確実にトイレつまりを直してほしい」
そんな方にオススメなのが「水道業者への依頼」です。
弊社「水の110番救急車」ではトイレつまりの修理を日々受け付けております。
ご相談いただき次第、最短30分でお伺い!
トイレを知り尽くした作業スタッフが、スムーズに修理させていただきます。
お悩みの方はお気軽にご相談いただければと思います!
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
トイレつまりの修理は、原因によって直し方が違います。
あなたのトイレがつまった原因を見極め、ご紹介した直し方を参考に作業してくださいね。
それでも直らなかった場合は、「水の110番救急車」にご相談ください。
ご依頼をいただいてから最短30分でお家にお伺いし、現場の状況を確認。
内訳についても丁寧に説明いたしますので、作業が始まってから金額が上がることは一切ございません。
さらに作業も迅速に行うことで、すぐにトラブルを解決!
作業を素早く完了させますから、すぐにトイレを気持ちよく使っていただけますよ。
お困りの際はぜひご相談くださいね。