【トイレトラブルの修理方法】直す手順・業者依頼の料金をプロがご紹介
「トイレが故障した!修理しなきゃ…」
「自分で修理するときってどうやればいいんだろう?」
「業者に頼んだら何円くらいかかるか知りたい!」
あなたは今、こんな疑問を抱えてはいませんか?
「水の110番救急車」作業員のカワタです。
トイレがつまったり水漏れしたりすると、かなり焦りますよね…!
使えないと不便ですし、「どうにか直さなきゃ」と試行錯誤するかと思います。
ただ、自分で修理する方法がわからない!という方がほとんどではないでしょうか?
中には「調べても難しそうで心が折れそう…」なんて落ち込んでいる方がいるかもしれませんね。
一方で、業者に修理を頼もうとしている方もいるかもしれません。
ですが「なんとなく高そう…」と思って、なかなか頼む勇気が出ないのではないでしょうか?
そんな不安を解消するために、この記事では6つのトイレトラブルごとに自分で直す手順・業者に依頼した場合の料金を紹介!
また業者に依頼した時にかかる料金は水の110番救急車の修理事例を元にお伝えしますので、よりリアルな金額がわかります。
あなたの悩みがスッキリと解決できることを願っています。
それでは参りましょう。
わざと壊したわけではないなら、写真や動画で記録してから相談してみましょう。
※「失敗せず・すぐにトイレのトラブルを修理したい」と思っている方は、ぜひ「水の110番救急車」にご相談ください!
トイレ修理の経験豊富な作業員が最短30分でお伺いし、トラブルを即解決します。
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トイレの流れが悪い・つまっているとき
トイレトラブルで一番多いのがトイレのつまり。
次のようなものがつまってしまうことで発生します。
- トイレットペーパー
- 便
- 排泄用品
- プラスチック製品
- ペット用品
- トイレに置いてあるもの
- 食べ残し・吐瀉物
トイレがつまってしまった方なら、原因に心当たりがあるのではないでしょうか?
ではトイレの流れが悪い・つまったときに自分で直す方法、業者に依頼したときにかかる料金をご説明します。
自分で修理する方法
ここではトイレつまりを直す2つの方法をご紹介します!
- ラバーカップ(スッポン)で直す方法
- 重曹とクエン酸で直す方法
①ラバーカップ(スッポン)で直す方法
1つめの修理方法はラバーカップを使うもの。
スッポンという名前の方が馴染みがあるかもしれませんね。
ラバーカップは便器内の水圧を変化させることで、つまりの原因を押し流せるんです!
用意するものはラバーカップ・バケツ。
では実際の作業手順をご説明します!
- ラバーカップを排水口につけて、ゆっくりと押しつける
- ギリギリまで押し付けたら、勢いよく引っ張る
- 1〜2を繰り返す
- 「ごぼごぼ」と水が流れたら、バケツに入れた水を少しずつ流す
以上です。
②重曹とお酢で直す方法
2つめの修理方法は重曹とお酢を使うもの。
混ぜ合わせることで大量の泡が発生し、つまり原因が溶けやすくなります。
お掃除でよく使われる組み合わせですが、トイレつまりを直す上でも活用できるんですね。
作業に必要なものは以下の通り。
- 重曹(200cc)
- お酢(100cc)
- 40〜50度のお湯(便器の半分くらいの量)
- ゴム手袋
- バケツ
- 水を汲み取るもの(牛乳パックなど)
必要なものがすべて揃ったら、いよいよ作業に取り掛かります!
以下の手順で作業してくださいね。
- 便器に溜まっている水を汲み取る
- 重曹を入れる
- お酢を入れる
- お湯を便器の半分まで注ぐ
- 1時間くらい待つ
- お湯を少しずつ流し、流れたら完了
さてここまでトイレつまりを自分で直す方法をご紹介してきました。
ほかの修理方法なども詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね!
続いては、業者に頼むとかかる料金についてご紹介します。
業者に頼む場合の料金
ここでは業者依頼でかかる料金について、水の110番救急車で修理した事例を元にご紹介しますね!
つまった箇所・つまりの原因によって作業内容が大きく変わるため、事例の金額よりも安く・高くなることがあります。
似たような状況であれば、1つの参考として活用してくださいね!
◯事例1
修理料金:22,000円(税込)
使用年数:8年以上
昨晩からつまってしまい直せないとのご相談をいただき、40分ほどでお伺いしました。
つまりの原因が不明とのことだったため慎重に作業し、つまり除去に成功しました。
◯事例2
修理料金:28,600円(税込)
使用年数:7年
お子様がおもちゃを流し、つまってしまったとご相談をいただきました。
20時過ぎにご相談いただきましたが迅速にお伺いし、原因を取り出すことに成功しました。
さて水の110番救急車の事例を元に、業者に頼んだ場合の料金についてご紹介しました。
あなたが予想していた金額と比べてどうでしたか?
もしかすると「ちょっと高いな」と思った方がいるかもしれませんね。
業者に頼むと料金はかかりますが、何よりも「水道のプロ」に迅速に失敗せずトイレつまりを直してもらえるというメリットがあります。
残念ながらご自分で修理しても確実に直るわけではないので、すぐに・失敗せず直してもらえたら助かりますし安心できますよね。
最悪の場合、汚水が溢れてしまうこともあるんです…。
普段通りにトイレが使えないストレス・汚水が溢れないかという恐怖を考えると、すぐに直してもらえる業者に頼むのがオススメなんですね。
もし業者に依頼しようか悩んでいる方は、下のボタンから業者の選び方・注意すべき業者についてチェックしてみてください!
便器に流れる水が止まらないとき
チョロチョロ…と便器に水が流れ続けている場合は、次のような原因が考えられます。
- 手洗い管・ボールタップのナットが緩んでいる
- 手洗い管のパッキンが劣化している
- ボールタップ・浮き玉・支持棒・オーバーフロー管・ゴムフロートが壊れている
- 水位調整を誤っている
- ゴムフロートに異物が引っかかっている
- 鎖が絡まっている
タンク内部は部品が多いため、その分たくさんの原因が考えられるんですね。
では便器に水が流れ続けるトラブルは、どう対処すればいいのでしょうか?
自分で修理する方法と、業者に修理してもらったときにかかる料金をご紹介します!
自分で修理する方法
ここからは便器に流れる水が止まらないトラブルの主な原因である「ボールタップが故障している」「ゴムフロートが壊れている」場合の修理方法について、ご紹介しますね。
ボールタップが故障している場合
ボールタップは、タンク内の給水量を調整する部品。
ボールタップの故障が原因の場合は、新しいものと交換すると直せます!
準備するものは、モンキーレンチ・新しいボールタップ。
モンキーレンチは1,000〜3,000円、ボールタップは3,000〜6,000円で通販・ホームセンターで買えます!
以下の手順で交換してみてくださいね。
- 止水栓を閉める
- レバーを回し、タンクの水を空にする
- 給水管とボールタップをつないでいるナットを外す
- 古いボールタップを外す
- 新しいボールタップをはめ、ナットでタンクに固定する
- 給水管と新しいボールタップをナットで固定する
- 止水栓を開けて水を流し、タンクに水が溜まるか確認する
- タンクの水位が標準よりもずれていれば、水位を調整する
ゴムフロートが壊れている場合
ゴムフロート(別名:フロートバルブ)は便器に流れる水の量を調整する部品です。 このゴムフロートが劣化して壊れていると、便器に水が流れ続けてしまうんですね。
こういった場合は、新しいものに交換しましょう!
準備するものは新しいゴムフロートのみ。
1,000〜2,000円で通販やホームセンターで買えますよ。
次のような手順で進めてくださいね。
- 止水栓を閉める
- レバーを回し、タンクの水を空にする
- ゴムフロートとオーバーフロー管を持ち上げて外す
- ゴムフロートから鎖を外す
- 新しいゴムフロートをそれぞれにつなぐ
さてここまで自分で修理する方法についてご紹介しました。
「修理方法をもっと詳しく知りたい!」という方はこちらの記事をご覧ください。
一方で、自分で修理するのが不安・難しそう…なんて思っている方もいるかもしれません。
そんな方にむけて業者に頼むとかかる料金についてご紹介します。
業者に頼む場合の料金
水の110番救急車の修理事例を元に、業者に頼むとどのくらいの料金がかかるのかご紹介しますね。
壊れた部品・交換が必要な部品の数などによって作業内容が変わるため、事例料金よりも金額が安く・高くなります。
詳細な料金を知りたい方は「水の110番救急車」にご相談ください!
◯事例1
修理料金:30,000円(税込)
使用年数:14年ほど
便器に流れる水が止まらないというご相談をいただき、1時間ほどでお伺いしました。
ゴムフロートを抑えると少し水が止まるとのことだったため、ゴムフロートまわりの交換を行い、無事に解決しました。
◯事例2
修理料金:28,600円(税込)
使用年数:8年
オーバーフロー管という部品が折れて便器に流れる水が止まらないとご相談をいただきました。
ご希望の時間にお伺いし、部品の交換などを行い作業が完了しました。
さて水の110番救急車の事例から、業者に修理依頼したときにかかる料金をご紹介しました。
便器に水が流れ続けるトラブルが起きている場合、原因はタンク内の部品であることがほとんど。
タンク内にはたくさんの部品があるため、知識がない状態だと原因特定まで時間がかかってしまうことが多いんですね…。
続いては業者の選び方などについてご紹介していきますので、損せずに業者に修理してもらうためにも確認してみてくださいね。
タンクに水が溜まらないとき
タンクに水が溜まらないというトラブルが起きている場合は、次の原因があると考えられます。
- 止水栓がトラブルを起こしている
- 浮き玉が上がっている
- ボールタップが壊れている
- ストレーナーが劣化している
ではこちらのトラブルはどのように解決すればいいのでしょうか?
自分で修理する方法
タンクに水が溜まらないトラブルの原因として事例が多い、浮き玉が上がっている・ボールタップが壊れている場合の修理方法をご紹介しますね。
浮き玉が上がっている場合
浮き玉はタンク内の水位を測るための部品です。
この部品が故障などによって上がったままになっていると、タンク内に水が溜まっていると認識されてしまい、水が供給されなくなってしまうんですね。
ですので浮き玉を新しいものへと交換します!
交換に必要なものはモンキーレンチ・ドライバー・新しい浮き玉です。
モンキーレンチは1,000〜3,000円、ドライバーは100〜500円、浮き玉は1,000〜2,000円ほどで購入できます。
それでは交換の手順をご紹介しますね。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンク内の水を空にする
- 給水管とボールタップの間にあるナットを外す
- ボールタップを外す
- ボールタップと支持棒をつないでいる2本のネジを外す
- 新しい浮き玉・支持棒を取り付け、外したネジをつける
- 逆の手順でボールタップなどを戻す
- 止水栓を開けてレバーを回し、水を流す
以上です!
複雑な作業をしますので、慎重に進めてくださいね。
ボールタップが壊れている場合
ボールタップはタンク内に水を流すための部品。
この部品が壊れてしまうことで水が溜まらなくなっているかもしれません!
新しいものへと交換しましょう。
修理に必要なのはモンキーレンチ・新しいボールタップです。
モンキーレンチは1,000〜3,000円、ボールタップが3,000〜6,000円で、通販やホームセンターで買えます!
ボールタップを買うときは、ご自分のトイレに合うものを用意します。
トイレの型番から、使えるボールタップを選びましょう。
ここまで準備が完了したら、次の手順で交換してくださいね!
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンク内の水を空にする
- 給水管とボールタップの間にあるナットを外す
- ボールタップを外す
- 新しいボールタップをつける
- 給水管との間にあるナットで固定する
- 止水栓を開けてレバーを回し、水を流す
さて、ここまでご自分でトラブルを修理する方法を2つご紹介しました。
さらに詳しい解決方法が知りたい方は、以下の記事もご覧ください!
では次に、業者に修理を頼んだときにかかる料金をご紹介します。
業者に頼む場合の料金
ここからは水の110番救急車の修理事例を元に、業者に修理をしてもらったときにかかる料金をチェックしましょう。
なお故障の原因・被害の度合いによって作業内容が変わるため、事例通りの料金がかかるわけではありません。
事例の料金は1つの判断材料として参考にしてくださいね。
◯事例1
修理料金:16,500円(税込)
使用年数:17年
タンクに水が溜まらないとご相談をいただき、ご希望の時間に訪問しました。
状況をお伺いすると、一度他社さんに見積もりを出してもらったものの、決めかねていたとのこと。
見積もり後に正式にご依頼いただき、ボールタップの交換を中心に作業して無事に解決しました。
◯事例2
修理料金:55,000円(税込)
使用年数:25年
タンクに水が溜まらないとご相談をいただきました。
40分ほどでお伺いし、ボールタップを中心に部品の交換してトラブルを解決しました。
さてトラブルを業者に直してもらう場合の料金についてご紹介してきました。
タンクに水が溜まらないトラブルが起きたとき、自分で直す・業者に頼むのどちらの方法で修理するか悩む方が多いかと思います。
実はご自分で直すよりも、業者に依頼するのがオススメなんです。
タンク内は部品が多く、専門知識がないと修理に時間も神経も使います。 さらに作業に失敗して他の部品まで壊してしまうと、余計にお金がかかってしまうんです…!
また、大抵のトイレタンクは中がカビまみれになっています。
自分で直す場合はタンクに手を入れて作業しますので、精神的にしんどいですよね…。
ですので少しでも「自分には難しそう」と感じた方は、業者に依頼するのがオススメです。
続いて業者の選び方などをご紹介していきます!
お得かつ損せずに業者に直してもらいたい方に必見の情報ですので、ぜひ参考にしてください。
タンク内で水漏れしているとき
「タンクからポタポタ音がするし、水漏れしているかも…」
そんなタンク内での水漏れが起きている場合は、次の原因があるでしょう。
- 鎖がからまっている
- ゴムフロートが壊れている
- オーバーフロー管が壊れている
- 水位調整がうまくいっていない
- 浮き玉が壊れている
- アームが壊れている
- ボールタップが壊れている
タンク内にはいろいろな部品があるため、このように原因も多くなってしまうんですね…。
ではこれから、タンク内で水漏れしている時の修理方法と、業者に修理を頼んだときの料金ご紹介します!
自分で修理する方法
今回はタンク内の水漏れの中でも事例が多い、ゴムフロートの劣化・ボールタップの劣化が原因の場合の修理方法をご紹介します。
ゴムフロートが劣化している場合
ゴムフロート(別名:フロートバルブ)はタンクの底にある黒いゴム栓で、排水管のフタの役割があります。
このゴムフロートは長年使っていると、どんどん劣化してヒビ割れなどを起こします。
するとヒビの部分から水が漏れてしまうというわけです。
新しいものに交換して、トラブルを解決しましょう!
準備するものは新しいゴムフロートのみで、工具は必要ありません。
なおゴムフロートは1,000〜2,000円で購入できます!
それでは交換の手順をご説明しますね。
- 止水栓を閉める
- レバーを回し、タンクの水を空にする
- ゴムフロートとオーバーフロー管を持ち上げて外す
- ゴムフロートから鎖を外す
- 新しいゴムフロートをそれぞれにつなぐ
以上です!
ボールタップが劣化している場合
ボールタップはタンク内に給水するための部品。
この部品が壊れてタンク内の水量が増えてしまうと、オーバーフロー管から水が流れてしまいます!
新しいものに交換し、水漏れを改善しましょう。
交換に必要なものは、モンキーレンチ・新しいボールタップです。
モンキーレンチは1,000〜3,000円、ボールタップは3,000〜6,000円で買えますよ!
なおボールタップを買うときは、あなたのトイレで使えるか、型番と照らし合わせて確認してくださいね。
では交換手順をご紹介します!
- 止水栓を閉める
- レバーを回し、タンクの水を空にする
- 給水管とボールタップをつないでいるナットを外す
- 古いボールタップを外す
- 新しいボールタップをはめ、ナットでタンクに固定する
- 給水管と新しいボールタップをナットで固定する
- 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する
さてここまで自分で直す方法をご紹介してきました。
さらに修理方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてくださいね!
では次に業者に頼むとかかる料金をご説明します。
業者に頼む場合の料金
ここからは業者に頼むときにかかる料金について、水の110番救急車で実際に行った作業事例を元にご紹介します!
なお壊れた部品・水漏れの状況によって作業内容が変わりますので、事例の修理料金と同じ金額がかかるわけではありません。
業者に依頼するときにかかる金額の参考例として活用してくださいね。
◯事例1
修理料金:45,000円(税込)
使用年数:30年
タンク内で水漏れしているとのご相談をいただき、1時間ほどでお伺いしました。
かなり古いトイレだったためいくつかの部品を交換し、無事にトラブルを解決しました。
◯事例2
修理料金:21,000円(税込)
使用年数:20年
タンク内で水漏れしているとご相談いただき、ご希望の時間にお伺いしました。
ボールタップの交換を中心に作業し、40分ほどで修理が完了しました。
さて、ここまで業者に頼んだときにかかる料金についてご紹介しました。
タンク内の水漏れで自分で直すか業者に頼むか悩んでいる方がいるかと思いますが、実はタンク水漏れの修理は原因の特定がかなり難しいんです…。
タンク内の部品数が多い上に、失敗して他の部品まで壊れてしまうと直すまでにお金も時間もかなりかかってしまいます。
ですので失敗したくない・作業できるか不安な方は、業者に修理してもらうのがオススメ!
では次に業者の選び方などをご紹介します!
できるだけ損せずに修理してもらうためにも、参考にしてみてください。
レバーが戻らない・空回りしているとき
トイレのレバーを回したら戻らなくなった・空回りしているという症状について。
この症状が起きている場合は、次の原因が考えられるんです!
- レバーの経年劣化
- レバーが錆びている、汚れがたまっている
- 鎖が引っかかっている
- フロートバルブが外れている
- 鎖が長い、外れている
- 鎖が切れている
- レバーが壊れている
考えられる原因が意外と多いですよね。
レバーの故障1つでも、このように原因の候補がたくさんあるんです。
では自分で直す場合は、どんな作業が必要なのでしょうか?
自分で修理する場合
レバーが空回りなどのトラブルを起こしているとき、多くの場合はレバーか鎖の交換をします。
それぞれの部品を交換する方法をご紹介しますね!
レバーの交換方法
必要な道具はモンキーレンチ・新しいレバーです。
モンキーレンチは1,000〜3,000円、レバーは2,000〜6,000円ほどで購入できます。
レバーはご自分のトイレと合うものを選びましょう!
トイレの型番などと比較すれば、どのレバーが合うかわかるかと思います。
ではレバーの交換方法をご紹介します。
- 止水栓を閉めたあと、タンクの水を空にする
- タンクのフタを開ける
- レバーについている鎖を外す
- レバーとタンクを固定しているナットを外す
- 古いレバーを外す
- 逆の手順で新しいレバーを取り付ける
- 止水栓を開けて水を流し、問題なく動くか確認する
ぜひ試してみてくださいね。
鎖の交換方法
鎖の交換では必要な工具はなく、新しい鎖さえあればOK!
次の通りに交換してくださいね。
- 止水栓を閉めたあと、タンクの水を空にする
- レバーの引っ掛かり部分から鎖を外す
- ゴムフロートから鎖を外す
- 新しい鎖をつなぎ直す
- 止水栓を開けて水を流し、鎖の長さを調整する
新しい鎖はゆとりを持ってつなぎます。
リング状の鎖は玉3個分、玉鎖は玉4個分のゆとりを持たせてください!
さて自分で修理する方法をご紹介しました。
「詳しい解決方法をもっと知りたい!」という方はこちらをご覧くださいね。
続いては、業者に依頼した場合にかかる料金についてご紹介します!
業者に頼む場合の料金
ここからは業者に直してもらうと何円くらいの料金がかかるのかを、水の110番救急車で修理した事例を元にご紹介します!
修理料金は作業の難しさや故障部品によって違いますので、事例の金額は1つの参考としてチェックしてくださいね。
◯事例1
修理料金:8,800円(税込)
使用年数:20年
レバーが動かなくなったとご相談をいただき、40分ほどでお伺いしました。
レバーが破損していたため交換させていただき、トラブルを解決しました。
◯事例2
修理料金:15,400円(税込)
使用年数:10年以上
レバーが空回りするとのご相談をいただき、1時間ほどでお伺いしました。
レバー・鎖の劣化が見られたため、部品の交換などを行い無事に解決しました。
さてここまで、業者に頼んだ場合の料金についてご紹介しました。
トイレレバーに関するトラブルは、手順さえ間違えなければあなた自身の手で直せます。
ただしレバー交換などの作業は難しいですし、失敗してしまうと他の部品まで壊れてしまうかもしれないんです…。
ですので「失敗はしたくない」「自分で直せるか不安」という方は、業者に交換してもらいましょう。
なお「水の110番救急車」なら最短30分でお伺いし、レバー交換をさせていただきます。
数多くのトイレ修理経験がある作業員が作業しますので、迅速に、かつ失敗することなくトラブルを解消します!
では続いては業者の選び方をご紹介します。
業者選びで失敗せず、お得に修理してもらうためにもぜひ確認してみてくださいね。
タンク以外から水漏れしているとき
タンク以外のトイレ本体・給水管・トイレと床の間・温水洗浄便座などから水漏れしている場合についてご説明します。
このトラブルの場合、それぞれの水漏れ箇所ごとに原因が違うんです。
- トイレ本体→便器の破損・結露
- 給水管→ナットの緩み・パッキンの劣化
- トイレと床の間→密接パッキンの劣化
- 温水洗浄便座→ナットの緩み・パッキンの劣化・操作パネルやノズルの故障など
中でも給水管の水漏れはご自分でも比較的直しやすいので、以下の記事から修理方法を確認してみてくださいね。
一方で給水管以外の水漏れは、ご自分で直すのがかなり難しいんです…。
なぜなら大掛かりで専門的な作業をすることが多いから。
例えばトイレ本体・トイレと床の間からの水漏れなら便器の交換をする場合がありますし、温水洗浄便座の水漏れなら便座を取り外す作業をする可能性もあります。
もしムリに作業しようとして失敗すれば、余計にトラブルが悪化しかねません!
そのため、基本的には業者への依頼をオススメしております。 業者であれば専門的な知識・技術を元に作業しますので、より確実に水漏れを直せるんですね。
ちなみに業者に依頼すると、以下のように料金がかかります。
料金は修理箇所・作業内容によってかなり変わりますので、「業者だと何円くらいかかるか」の参考としていただければと思います!
◯事例1
修理料金:46,200円(税込)
使用年数:11〜12年
トイレと床の間から水漏れしているとご相談をいただき、ご希望の時間にお伺いしました。
お客様がコーキングをしても水が漏れたとのことだったため、便器のパッキン交換など作業を行い、無事にトラブルを解決しました。
◯事例2
修理料金:88,000円(税込)
使用年数:10年ほど
トイレと床の間から水漏れしているとご相談をいただき、ご希望の時間にお伺いしました。
調査したところ、温水洗浄便座から水が垂れていると判明。
メーカーでは対応する部品が販売されておらず、便座の交換作業によって水漏れを解消しました。
続いては業者の選び方・注意点をご紹介します。
いざ選ぶときに失敗しないよう、必ずチェックしてください!
業者に頼む前にチェック!選び方と注意点
ここからは業者に依頼しようと考え出した方に向けて、業者の選び方や注意すべき業者の例をご紹介していきますね!
さっそくご紹介…の前に、ひとつお話したいことがあります。
ここまで読んでくださっている方の中には、トイレトラブルを自分で直すか・業者に頼むかまだ迷っている方がいるかもしれません。
どちらにするか判断するためには「自分は何を優先するのか」を考えてみるのがオススメです!
できるだけ安く直したいという方は、ご自分で直す方が良いでしょう。
もちろん手間はかかりますし失敗する可能性が高いですが、修理に成功すれば業者に頼むよりも安く済むはずです。
一方で、次のようなことを考えてしまう方は、業者に直してもらうのがオススメ。
「自宅のトイレといえど汚いから触りたくない」
「今すぐ直してほしい!」
「失敗するのが怖いし、不安…」
ご自分で直すよりもお金はかかってしまうかもしれませんが、より早く・効果的に修理してもらえます。
では自力で直すか業者に頼むかの判断基準をお伝えしたところで、さっそく業者の選び方を見ていきましょう!
失敗しない業者の選び方
業者に頼むなら、選ぶときに絶対に失敗したくないですよね。
せっかく高いお金を払うわけですし…。
ですので業者を選ぶときは、次のような手順で進めてください!
- 問い合わせる業者をピックアップ
- 電話で対応日時・だいたいの費用を聞いて保留する
- 業者を比較し、希望の条件に近い方に来てもらう
1では業者を2〜4つほど選んでいきます。
あまりにたくさんの業者を候補に上げてしまうと、後々絞るときに大変になってきますからね。
またピックアップする業者を選ぶときには、以下の6つのポイントを必ずチェックしましょう!
- できるだけ早くきてくれるか
- 使っているメーカー・住んでいる地域に対応しているか
- 無料見積もりと記載されているか
- 見積もり後に料金を変更しないか
- つまりの原因を説明してくれるか
- 運営会社はどこか
このポイントをすべて満たしている業者であれば、あなたが損するような業者ではないでしょう。
2でピックアップした業者に電話するときは、次のような順序で聞くのをオススメします。
- トイレが壊れたので、直してほしいと伝える
- 症状や対策したこと、経緯などを詳しく伝える
- いつ見積もりに来てもらえるか聞く
- 修理にかかる大まかな費用を聞く
- 検討中の業者があるので、もう一度連絡すると伝える
このように電話していくことで業者の情報をまとめ、ピックアップした業者の中からさらに絞れます。
そして最終的に良さそうだと感じた業者に見積もりを依頼し、修理してもらいましょう!
詳しく知りたい方は下のコラムから見てください!
火災保険が適用されるかも?
意外と知らない方が多いのが、「トイレの修理にも火災保険が適用される場合がある」ということ。
経年劣化で壊れた場合なら、床や家具に水漏れ被害を受けたとき補償されることがあります。
以下のものを残しておくとスムーズに申請が行えますよ!
- 修理前・後の写真やメモ
- 業者からの見積書・請求書
ほとんどの方は火災保険に加入しているとは思いますが、今一度確認してみましょう。
どのような補償がついているのかも合わせて保険会社に確認をとってみましょうね。
[+] もっと詳しく
さて業者の選び方についてご紹介してきました。
続いてご紹介するのは注意すべき業者です。
残念ながら業者の中には、オススメできない業者もいるんですね。
あなたが損しないためにもぜひチェックしてください!
こんな業者に注意しましょう
業者選びに取り掛かる前に、次のような業者がいることを頭に入れておいてください。
- 見積もり料金を無料に見せかける
- 事前に正確な見積もりを出さない
- 水道局から派遣されたと偽ってくる
1つめの見積もり料金とは、作業前に作業内容・費用を決めるために見積もりを取るときの料金のこと。
サイトに「無料」と書いているのに、実際には「見積もり料金が発生します」と言ってくるんですね。
被害を防ぐためにも、料金表の注釈などに何か書いていないか、電話で料金が発生するか確認するようにしましょう。
2つめについては、見積もりを出さずに作業することを指します。
そのまま作業させてしまうと、言い値で作業料金を決められてしまう可能性があるんです…。
必ず料金の見積もりは、作業前に出してもらいましょう!
3つめは営業してくる業者に当てはまるもの。
ポストに入っている業者のチラシに「点検無料」「期間限定割引」「地域一帯作業中」と書いてあった場合は注意が必要です!
一見すると水道局や行政から依頼されているような書き方をしており、注意が必要。
トラブルが絶えないため、行政でも注意喚起しています。
(参考:悪質な水道修理業者にご注意を!! | くらしと水道 | 東京都水道局)
また世の中を反映してか、「新型コロナウイルスが混入しているかも」と偽ってくる業者もいるようです。
(参考:新型コロナウイルスに便乗した不審な業者や悪質商法等にご注意ください | 八尾市)
ここまで注意すべき業者についてご紹介してきました。
業者を選ぶときにはぜひチェックしてくださいね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
トイレトラブルは自分でも修理できますが、しっかりと準備して慎重に作業しなければ失敗してしまう恐れがあります。
不安な方はムリせずに業者に依頼してくださいね。
またあなたが損をしないためにも、業者を選ぶときは慎重に選んでください!
お伝えしたポイントを元に、サイトを細かくチェックしましょう。
なおトイレ修理でお困りの際は、ぜひ「水の110番救急車」にご相談ください。
ご依頼いただいた方のお悩みを解決すべく、水まわりの知識が豊富なプロが親身になって作業!
最短30分でかけつけ、トイレ修理をさせていただくため、お急ぎの方にもオススメです。
年中無休で22時まで電話受付しておりますので、異変を感じたらすぐお問い合わせくださいね。
それでは。